このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー

軽さが正義のSIMフリー版「AQUOS zero2」で驚いたエモパーの進化 (3/4)

文●村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

2020年04月02日 12時00分

デュアルカメラの性能はそこそこ

 カメラは、アウトカメラが標準(約12220万画素)+広角(約2010万画素)で、インカメラは約800万画素。10万円台のハイエンドモデルは、カメラに力を入れた機種が多いのですが、AQUOS zero2は、さほどカメラを重視していない印象です。

上が広角カメラで、下が標準カメラ。標準カメラのほうが有効画素数が少ないが、個々の画素が大きく、F1.7の明るいレンズを搭載しているので、薄暗い場所での撮影にも強い

 実際に撮影してみたところ、明るい場所では鮮明な画質で撮影できました。「夜景モード」は搭載していないものの、夜景もキレイに撮れる印象。ですが、料理を撮ると赤みが強く出すぎたり、夜景写真では細かい部分の鮮明さに欠けたり、もう一歩という印象は否めません。ただし、自分で選択・設定できる撮影メニューが豊富なので、使い込んでいくと満足度が上がるかもしれません。

桜の花を撮影した作例。明るい屋外では、鮮やかな色で撮れる

屋内でスイーツを撮影。実際よりも赤みが強く出たが、美味しそうに撮れた

照明の種類によっては、ホワイトバランスの自動補正がうまくいかないことも

夜間に撮影した作例。メリハリのある画質で撮れた

撮影モードは従来の機種から継承

 広角カメラは125度の画角で撮れますが、パース(歪み)が強く出るのが気になりました。パースは広角レンズ特有のものですし、それがいいと言う人もいるかもしれません。

広角カメラで撮影すると、フレームの端ほど被写体が歪む

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