このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー

安価だけどメイン機として十分使える5Gスマホ「TCL 10 5G」 (2/2)

文●中山 智 編集●ASCII

2021年01月14日 12時00分

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望遠はないがマクロはある
このクラスで4眼カメラを搭載

 カメラは4眼仕様で、本体背面上部に横一列に配置されている。左から超広角(約800万画素/F2.2)、マクロ(約500万画素/F2.2)、深度(約200万画素/F2.4 )、メイン(約6400万画素/F1.89)となっており、カメラを挟むようにストロボ用のLEDがふたつ配置されている。インカメラは約1600万画素/F2.2というスペックだ。

横一列に並んだ4眼カメラ

カメラの出っ張りはあまりなく、レンズ部分で約10mmの厚さ

 以下はTCL 10 5Gのカメラで撮影した作例。望遠カメラがなく超広角も約800万画素とあまり解像度が高くないため、ハイエンドのスマートフォンと比べるとやや画質はおちるが、メインカメラで撮影するぶんには問題なし。マクロレンズで寄った写真や映像も撮れるという、ハイエンドモデルではあまり見ない特徴も◎だ。

自動で撮影。拡大すると精細感はないものの十分きれい

デジタルズームの最大10倍で撮影

やや暗めの店内でもしっかりとコントラストのある仕上がりになっている

料理の周りなど自然なボケ具合になっている

三脚で固定して「スーパーナイト」で撮影

インカメラで背景をぼかしたが、やや不自然さがある

 プロセッサーはSnapdragon 765G。800番台のハイエンドではないが、メモリーは6GBとなっており、普段使いには十分以上のパフォーマンスが期待できる。実際に各種ベンチマークアプリでも下記の計測結果となっており、税込で3万9800円という価格を考えれば、コストパフォーマンスは高いと言える。

AnTuTu Benchmarkでの計測結果

Geekbench 5での計測結果

3DMarkでの計測結果

 バッテリーは4500mAhと、最近のスマートフォンとしてはまずまずの容量。ただしディスプレーが6.53型と大きいので、パネルが液晶ということを考えると、長時間ディスプレーをオンにさせておくような使い方だとバッテリー消費は多そう。このあたりは有機ELパネル搭載モデルに軍配があがる。実際しばらく使った印象では、バッテリー残量で困るというケースはなかったので、一般的な使い方なら1日以上は十分使えるはずだ。

 またシングルスピーカーのため、本体での音楽再生はやや物足りない。とはいえイヤホンジャックを装備しており、Bluetoothでの接続も可能。動画コンテンツやゲームをプレイする際には、イヤホンやヘッドホンを使えば問題ない。さらにBluetoothは最大4台まで同時接続が可能。カップルで映画を観たり、友だちどうしでゲームをする際に重宝する機能を装備しているのはおもしろい。

スピーカーはシングルとなっている

Super Bluetoothで複数台のオーディオデバイスが登録できる

 メイン端末として十分使えるポテンシャルがあるので、5Gを体験したいけどコストは抑えたいというユーザーにピッタリのモデルに「TCL 10 5G」は仕上がっている。

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