Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く

リーズナブルなXperiaとして多くの国で販売された「Xperia E5」

文●君国泰将 編集● ASCII

2021年05月21日 10時00分

リーズナブルなエントリーモデル
「Xperia E5」

 日本で発売されなかったXperiaのグローバルモデル。今回は2016年第2四半期に登場した「Xperia E5」を紹介します。コードネームはBassoon、モデル番号は「F33xx」。2016年に発売されたモデルとしては、Xシリーズというラインナップとは異なるラインとなります。

 Xperiaの「Eシリーズ」と言うと、コンパクトなエントリーモデルという印象が強かったのですが、前モデル「Xperia E4」と同様に、ディスプレーサイズは5型となり、画面サイズも徐々に大きくなってきました。ただし同じ5型とはいえ解像度は1280×720ドットに向上しています。

 本体のサイズは約69×144×8.2mm、重さは147g。デザインのテイストはXperia Xシリーズに近く、丸みを帯びたボディーとなり手に収まりやすいサイズ感を維持。サイドにはカメラキーはなく、ボリュームキーと電源キーも従来のメタル素材ではなくXperiaとしての印象はかなり薄く見えます。また、エントリーモデルらしく樹脂素材ながらも、背面にNFCを搭載していました。そのほか、備わっているのはイヤホンジャックとmicroUSB端子のみ。カラバリはブラックとホワイトの2色というシンプルなラインナップでした。

 CPUはMediaTekの「MT6735(1.3GHz)」を採用し、メモリーは1.5GB、ストレージは16GBで最大200GBのmicroSDXCカードに対応しています。バッテリーは取り外しできず容量は2700mAh。最大で2日間の長時間バッテリー性能を実現しながら、Qnovo社のバッテリー制御技術を導入して、バッテリーの状態にあわせた充電をすることでバッテリーそのものの寿命を通常の約2倍長持ちさせることができます。

 リアカメラは約1300万画素のイメージセンサーにLEDフラッシュを搭載。HDRフォトや3倍のクリアイメージズームを備えています。フロントカメラは500万画素で、カメラ性能は従来のEシリーズよりもワンランク良くなっています。

 OSはAndroid 6.0を搭載。シングルSIMモデルとデュアルSIMモデルが存在します。そのほか、防水防塵機能はなく、本体側面にあるSIMスロットやmicroSDカードスロットのカバーには、ラバーによる保護はありません。

 またXperia E5は、発表前に自社のSNS(FacebookやTwitter)アカウントで、プレスリリースよりも先に公開してしまったという逸話を持ちます。

 ラウンドボディーのデザインはXperia Xシリーズと共通するところがありながら、バッテリー容量についてはミッドレンジのXperia XAよりも大容量。スペックだけ見ると控えめですが、そのぶんリーズナブルで、多くの国で展開されたモデルでした。

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