アップルが今年発売する新型iPhone向け有機ELディスプレーの製造をサムスンディスプレーとLGディスプレーが開始した。韓国メディアTHE ELECが5月29日に報じた。
同紙は関係者からの話として、アップルからの要請に従って両社は昨年よりも早く製造を開始したと伝えている。
とくにサムスンは120HzのリフレッシュレートをサポートするLTPO(低温多結晶酸化物)ディスプレーを提供できる唯一のサプライヤーであり、サムスンが製造する8000万個のパネルがiPhone 13 Proシリーズ向けになるとみられている。
そして、LGが製造する3000万個のLTPS(低温多結晶シリコン)ディスプレーは下位モデル向けになるとのことだ。