アップルは20日(現地時間)、iOS 15とともにiPadOSの最新バージョン「iPadOS 15」の配信も開始している。
iPadOS 15の最大の進化点はマルチタスク利用での強化。通常の全画面表示から2アプリ表示のSplit Viewへは、画面上部に表示されるアイコンをタップするだけで可能になったほか、アプリ一覧からSplit Viewで使いたいアプリをドラッグして、もう1つの使いたいアプリに重ねるだけでも移行できる。
また、iPad向けに最適化された大型のウィジェットが用意されるようになり、ホーム画面上に置いたウィジェット内でさまざまな情報をチェックできるなど、機能が増している。
さらに今後の予定としては、macOSの新バージョン「macOS Monterey」との組み合わせで、「Universal Control」として、MacのキーボードやトラックパッドからiPadOSの操作やファイルのコピーなどが簡単にできるようになるとしている。