オウガ・ジャパンが6月23日に発売した「OPPO Reno7 A」を使ってみました。OPPO公式オンラインショップでの価格は4万4800円で、au、UQモバイル、ワイモバイル、楽天モバイルおよび複数のMVNOも取り扱っています。
「Reno A」シリーズは、日本市場向けに開発されたモデルで、2019年に発売された「OPPO Reno A」以来、毎年新モデルがリリースされ、今回が4世代目。防水・防塵、おサイフケータイを含め、多くのユーザーにとって必要十分な機能を備えたミッドレンジモデルで、同社の売れ筋となっています。
Reno Aの従来モデルは、比較的ベーシックなデザインで、機能や使い勝手が“ちょうどよい”ことが支持されていました。しかし、今回は「ときめき、長持ち。」という、従来とはちょっと一線を画するキャッチコピーが掲げられています。どこがどう変わったのか? 従来モデルのように“ちょうどよい”のか? 2週間ほど使ってみたうえでのレビューをお届けします。
さりげなく美しいデザインと
ちょうどいいサイズ感が魅力
OPPO Reno7 Aの大きな特徴となっているのがデザインです。従来モデルは背面パネルのエッジが丸みを帯びていましたが、OPPO Reno7 Aの背面パネルはフラットで、「OPPO Glow」という独自の加工が施されています。触れるとマットでサラサラとした質感なのですが、細かいラメがキラキラと輝くような光沢があり、光の当たり方によって色合いが違って見えたりもします。キレイだけど落ち着きがあり、品が感じられる仕上がりです。
サイドフレームもフラットで、全体的に“板”を感じさせる、最近のトレンドを踏まえたデザイン。従来のReno Aシリーズから機種変更すると、デザインだけで新しさを実感できること請け合いです。
右側面に電源ボタン、左側面に音量ボタンを搭載する配置は従来モデルと同様。左側面にはデュアルSIMスロットも搭載し、2枚目のSIMの代わりにmicroSDカードを装着することも可能。さらにeSIMも追加できるという、至れり尽せりの仕様です。
底面には3.5mmイヤホンジャック、USB Type-Cポート、スピーカーを搭載。音楽や動画・ゲームの音声の再生に使うスピーカーはここだけ。モノラルなので、音質はそれなりですが、音量はかなり大きくできます。
実際に使ってみて、最も気に入ったのはサイズ感。OPPO Reno7 Aの画面サイズは約6.4型で、前モデルのOPPO Reno5 A(約6.5型)より、わずかに小さくなっています。そのため、サイズもひと回り小さくなり、重さも約175gに抑えられています。片手での操作も苦にならず、画面も見やすく、本体の大きさは従来モデル以上に“ちょうどよい”と感じました。