やや暗い場所で、動く子どものディティールも表現
次に向かったのは公園だ。5歳児を遊ばせながら撮ってみた。
林の中にある遊び場で、あえて下から撮影してみた。林のなかということで、やや暗い場所ながらも、木の間からの光で逆光になりそうな場面でも、子どもの表情はしっかりと捉えてくれた。汗でまとまった髪の毛や眉毛といったあたりもしっかりと表現できている。
iPhone 14 Proでは従来の12MPから48MPとなり、4つのピクセルを1つのピクセルのように扱う技術を取り入れているが、こうした場面では光をうまいこと取り込んでいるのかも知れない。
iPhone 14シリーズでは「アクションモード」として、動きのある動画でも、ジンバル不要で手ぶれを抑える撮影モードが存在する。5歳児を走らせてアクションモードで撮影してみたが、確かに手ぶれが抑えられている印象がある。ただ、ノーマル状態のiPhone 13 Proでも撮影してみたが、こちらは多少の揺れはあるものの、解像感がしっかりとした印象となっていた。
iPhone 14シリーズのアクションモードでは3つのカメラを使って、映像を切り出すことで手ぶれがないようにしているようだが、処理が入ってしまうせいか、iPhone 13 Proと比べるとちょっとだけ解像感に欠ける映像になっているのが気になった。
被写体に寄ったマクロ撮影がしやすいiPhone 14 Pro
駅前でフルーツタルトを購入し、iPhone 14シリーズでぐぐっとよって撮影してみた。やはりiPhone 14 Proシリーズはマクロで被写体に寄っての撮影がしやすいのがいい。
iPhone 14ではどうしてもマクロが弱かったりする。仕事柄、新製品などを寄りで撮影することが多いのだが、iPhone 14 Proのほうが寄りやすくてストレスを感じないのがうれしい。