今回、iPhone 14 Proシリーズで撮影してみたが、やはり「プロフェッショナルのためのカメラ」に進化した感がある。
この数年、コロナ禍になってすっかり出不精になるなか、たまにある取材にデジタルカメラを持参するのが面倒になってしまった。そんななか、iPhone 13 Pro Maxをカメラ代わりにして、取材することが増えていた。
そんななか、今回のiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxはさらに「仕事で使えるカメラ」に進化したように思える。実際、Apple ProRAWで撮影しなくても、充分すぎる解像感で撮影できる。人物、マクロ、風景、動画などあらゆるシーンで頼りになるカメラになったような気がしている。
仕事でカメラを使う人は間違いなくiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxが選択肢になるだろう。iPhone 14 Proシリーズは、「撮影する楽しさ」を改めて実感できるiPhoneになっている。
筆者紹介――石川 温
スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)、『未来IT図解 これからの5Gビジネス』(MdN)など、著書多数。