最後にカメラ画質もチェックしておこう。「REDMAGIC 8 Pro」はカメラ押しのスマホではないが、サムスン製イメージセンサー「ISOCELL GN 5」（50MP、F1.79、82度）をメインカメラに搭載しており、高精細な写真撮影を楽しめる。

　「夜」モードはややピントが少しずれることがあったが、明るく、白飛びを抑えて夜景を撮影できた。望遠撮影する機会が少ないのであれば、多くの方はカメラ機能にも満足できるはずだ。

上から広角（8MP、F2.2、120度）、メイン（50MP、F1.79、82度）、マクロ（2MP、F2.4、78度）カメラ

広角カメラで撮影：3264×2448ドット、1/640、F2.2、ISO50。（以下すべて露出モード:Program(auto)、測光方式:Center weightで撮影）

メインカメラで撮影：4080×3060ドット、1/449、F1.9、ISO50。

メインカメラで撮影（10倍デジタルズーム）：4080×3060ドット、1/594、F1.9、ISO50。

メインカメラで撮影（夜モード）：4080×3060ドット、1/25、F1.9、ISO945。

メインカメラで撮影（夜モード）：4080×3060ドット、1/8、F1.9、ISO3200。

ゲームに重きを置くのなら
現時点最注目のAndroidスマホなのである

　本製品の魅力は、真の全画面ディスプレー、Androidナンバーワンのパフォーマンス、ショルダートリガーをはじめとするゲーミング機能、そして内部が透けて見えるスケルトンモデルが用意されていること。

　他メーカーのフラッグシップスマホと比べるとカメラ機能がいま一歩、FeliCa機能が搭載されていないなどのマイナスポイントもあるが、実際に手に持ってみるとそんなことは些細なことと思える。

　スマホの用途としてゲームに重きを置くのであれば、現時点で最注目の端末であることは間違いない。