ソニーマーケティングは2月21日から、公式ショップの「ソニーストア」でHoYoverseのオープンワールドアクションRPG「原神」とのコラボレーション企画を実施。その内容が先行して報道陣に披露された。
◆Xperiaだけでなくイヤホンもコラボ対象
この企画は2023年に続く第2弾として実施されるもので、今回の主な取り組みの1つは、原神とソニー製品とのコラボレーションモデルの販売だ。前回のコラボレーション製品はイヤホンなどが主だったが、今回は室内でゲームを楽しむ人から、スマートフォンを用いて屋外で楽しむ人まで幅広いシチュエーションで楽しんでもらえるよう、より多くの製品とのコラボレーションを実施するに至ったとのことだ。
今回コラボレーションするキャラクターは、日本がモチーフとなっている「稲妻」の花火職人で、弓の使い手の「宵宮」。いずれの製品にも宵宮のイラストや、宵宮のモチーフとなる金魚や花火の刻印があしらわれている。
そしてコラボレーション製品の1つが「Xperia 1 V」だ。Xperia 1 Vはゲーミングにも力を入れたスマートフォンで、原神を快適にプレイするのにも適しているが、今回はそのSIMフリーモデル(ブラック)をベースに、背面に宵宮の刻印をしたコラボレーションモデルが販売されるという。
すでにXperia 1 Vを持っている人には別の選択肢も用意されており、それがXperiaシリーズの純正カバーケースとなる。こちらはXperia 1 VだけでなくXperia 5 V用も提供されるので、カラーはブルーに限定されるが、Xperia 5 Vユーザーもコラボレーションを楽しむことが可能だ。
◆PS5やPC向けにはINZONEからコラボモデル登場
一方、「PlayStation 5」やPCなどで原神をプレイしている人に向けて提供されるのが、ソニーのゲーミングギアブランド「INZONE」から発売されているゲーミングモニター「INZONE M9」のコラボレーションモデル。こちらはモニターということもあって、背面2ヵ所にイラストが大きく刻印されており、ゲームプレイ後により世界観に浸りやすくなっている。
そして、最も幅広いユーザーに対応しそうなのがワイヤレスイヤホン「WF-C500」のコラボレーションモデルで、こちらは充電ケースだけでなく、イヤホンにも宵宮をイメージする金魚の刻印がなされている。一連のコラボレーションモデルは注文受付から数週間後に発送される形となるが、WF-C500はソニーストア店頭で直接購入することもできる。
なおコラボレーションモデルの購入者には、完全書き下ろしとなるオリジナルの壁紙がプレゼントされる。ある意味で“宵宮づくし”となる今回のコラボレーションだが、多くの人気キャラクターがいる中にあって、なぜ宵宮が起用されたのか気になる人もいることだろう。
関係者に話を聞いたところ、宵宮の起用を提案したのはHoYoverse側だそうで、ここ最近国内で宵宮の人気が高まっていることもあって、提案がなされるに至ったとのこと。原神はキャラクターが多いだけに、より多くのキャラクターとのコラボレーションモデルも期待されるが、今回はキャラクターをある程度絞った方がプロモーションを強力に推進できると判断したようだ。
◆ソニー直営店舗では体験イベントが開催
今回のコラボレーション企画ではもう1つ、ソニーストアの直営店舗でもイベントが実施される。先に紹介したコラボレーションモデルが展示され、実際にデザインなどを確認できるほか、XpeiraシリーズやPlayStation 5でのゲーム試遊や、WF-C500による原神のサウンド体験なども可能。My Sony IDを登録した画面を見せることで、宵宮のクリアファイルも手に入るという。
そしてもう1つ、ソニーストア店内では「LINE」の公式アカウントを活用した謎解きイベントも実施される。ソニーストア各店舗の公式LINEを友達登録した後に3つの問題を解き、さらに店頭に訪れて、店内にあるヒントを基にもう3つの問題を解くと、さらに宵宮のアクリルスタンドも入手できる。
また、店内には原神のフォトスポットコーナーも設けられている。国内のイベントでは初登場となる「嘉明」「閑雲」「フリーナ」「ナヴィア」の等身大パネルが設置されているので、一緒に記念撮影することも可能。原神ファンならぜひ訪れてみよう。