シャープ「AQUOS R9」
シャープのフラグシップスマートフォン「AQUOS R9」がいよいよ発売となる。
従来モデルからデザインが大幅に変更となっているが、これがメディアの間では賛否両論なのだ。
まったく異なるコンセプトに一新
確かに、1インチセンサーを初めて搭載したAQUOS R6ではカメラ周りは長方形だったが、AQUOS R7から背面中央に大きなカメラを配置。続く、AQUOS R8やR8 Proでも同様のデザインを投入したこともあり「背面中央に大きなカメラはまさにAQUOSのシンボル」として、定着しかかった。
しかし、一転して、AQUOS R9ではカメラを2つ、自由曲線と不揃いなレイアウトという全く異なるコンセプトに一新されたことから、あまりの変化にメディアとしては受け止めるのに混乱している感があるのだ。
あれだけ「背面中央に大きなカメラはAQUOSならでは」とメディアが神輿を担いでいたのに、あっと言う間にシャープが神輿から降りてしまったので、まさにメディアとしては肩透かしにあった印象なのだ(ちなみに、4K、21:9ディスプレーを採用してきたXperiaにも同じ気持ちを抱いている)。