iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク

【活用提案】プレゼン資料の作成に必須の「Keynote」アプリをもっと便利に使うワザ (3/6)

文●岩渕 茂 編集●ASCII

2025年01月28日 13時00分

使用する画像の不要な背景を削除する

 スライドに画像を配置する際、背景があると相手に見てもらいたいものが不明確になってしまうことがある。このようなときは背景を削除したいが、そのために画像編集アプリで画像を加工するのでは手間がかかる。

 「Keynote」には、背景を自動で認識して削除する機能が搭載されているので、これを使えばワンタップで背景の削除が可能。精度もかなり高く、被写体と背景の境界がはっきりしている画像なら、一発で削除してくれる。

配置した画像をタップし、メニューの「背景を削除」をタップする。

背景が認識されて薄くなる。問題なければ「リセット」をタップする。

これで画像から背景が削除された。

画像を任意の形に切り抜く

 画像を切り抜いて、一部分だけを表示させたいこともあるだろう。ただ、トリミングをしても、不要な部分が残ったり、逆に必要な部分が消えてしまったりすることも多い。このような場合は、図形を使ってマスクすれば比較的きれいに切り抜ける。

 やり方は難しくなく、表示させたい部分に任意の図形を配置し、画像と図形を選択して「図形でマスク」を選択すればいい。なお、1枚の画像に対してマスクとして使えるのは、ひとつの画像だけだ。複数の図形を利用できない点は注意してほしい。

図形アイコンをタップし、切り抜く形の図形を選択する。

切り抜いて残す部分に図形を配置したら、図形をタップ。表示されたメニューの「オブジェクトを選択」をタップする。

表示されたメッセージの「すべてを選択」をタップ。オブジェクトがすべて選択されたら「終了」をタップする。

表示されたメニューの「図形でマスク」をタップする。

スライダーで画像の大きさを調整する。マスク部分にぴったりと合う大きさにできたら「終了」をタップ。

これで画像の一部分を切り抜けた。

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