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【レビュー】Apple Watchに続いて、ファーウェイ製スマートウォッチに搭載の心電図機能を使う (2/2)

文●村元正剛(ゴーズ) 編集● ASCII

2025年02月11日 12時00分

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血圧も心電図も両方測れるのはHUAWEI WATCH D2だけ

 実は、HUAWEI WATCH D2の前モデル「HUAWEI WATCH D」や、日本では発売されなかった「HUAWEI WATCH GT 4 Pro」などの一部機種には、すでに心電図機能が搭載されていました。しかし、日本で医療機器としての認証が取れていなかったので、日本向けモデルでは機能はオフになっていたのです。

 一方、HUAWEI WATCH D2の心電図アプリは、日本のプログラム医療機器の承認を取得し、使えるようになったわけです。そのため、計測結果を医師に提示して、診断を受けることもできます。なお、昨年10月に発売された「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」も無料のソフトウェアアップデートで同様の心電図機能が使えるようになりました。

HUAWEI WATCH D2

HUAWEI WATCH GT 5 Proも心電図アプリを利用できる

 心電図機能をうたうスマートウォッチはいくつかありますが、日本で医療機器として認証されて、測定できるのはアップルの「Apple Watch」(Series 4以降およびUltraモデル)とHUAWEI WATCHの対象機種のみ。HUAWEI WATCH D2には同じく医療機器認証された血圧計も搭載されています(「【レビュー】血圧計内蔵のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2」 進化点を実際に必要な筆者がチェック」)。2025年2月現在、最もヘルスケア機能が充実したスマートウォッチと呼んで差し支えないでしょう。

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