アップルはM6チップを搭載する次世代のiPad Proに、自社開発のモデムチップを採用する予定だという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が3月30日に報じた。
同氏によると、アップルは2027年発売予定のM6チップ搭載iPad Proに、自社開発のモデムチップを搭載することを目標に開発を進めているという。これにより現在セルラーモデルで使用されているクアルコムのモデムが置き換えられることになる。
アップルは最近発売したiPhone 16eで「C1」と呼ばれる初の自社開発モデムを導入した。いまのところ大きな問題などは出ていないが、ミリ波をサポートしていないため、同社はフラッグシップレベルの性能を実現するため次世代モデムの開発をすでに進めているという。
なお、M6チップ搭載iPad Proの前に、アップルは今年10月ごろにM5チップ搭載iPad Proを発売する予定だと同氏は伝えている。