アップルが来月開催するWWDCで発表予定の「iOS 19」では、アプリ内の検索バーが画面下部に移動するという。YouTuberのJon Prosser氏が運営するFront Page Techが4月21日に報じた。
現行のiOS 18ではアプリ内の検索バーが画面上部に配置されており、iPhone 16 Pro Maxなどの大型のiPhoneでは親指が届きにくい問題があった。
しかし、iOS 19ではこの検索バーが、親指が自然に届きやすい画面下部に移動するという。
同氏は動画でメッセージアプリのモックアップを公開しており、現在は画面上部に隠れていてプルダウンで表示される検索バーが、iOS 19では画面下部に常時表示されアクセスしやすくなっている様子が描写されている。
この検索バーの位置の変更は、タブバーがあるアプリでもないアプリでも同様に適用されるとのこと。MusicやApp Storeなどタブバー付きアプリと、メッセージのようなタブバーがないアプリの両方のモックアップが示されている(動画の7分24秒あたりから)。
アップルが前回行ったiOSの大規模なデザイン変更は、iPhoneのディスプレーが大型化する前に行われたものだった。今回の検索バーの移動のような変更は、大型のiPhoneの使い勝手を向上させることになるとみられている。