ファーウェイ・ジャパンは、石川県七尾市の恵寿総合病院が実施するスマートウォッチを用いた入院患者向け実証実験に採用されたことを発表した。
この実証実験は6月13日から2~3ヵ月の期間を予定しているもので、入院患者に血圧計搭載のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」を着用してもらい、血圧の数値をナースステーションなどのモニターで一括して確認できるようにするもの。
病院側としては、スマートウォッチによる自動測定によって、医療従事者の負担を軽減しながら、患者にとっても継続可能な健康管理を実現することを目指すという。今後は心拍数や血中酸素レベル、体温といったモニタリング項目を拡大することも検討している。
HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計は、管理医療機器の承認を得た血圧計を内蔵するスマートウォッチ。手首に装着することで、日中いつでも簡単に血圧を測定できる。また、プログラム医療機器の心電図機能も搭載。ウォッチの右側面にあるボタンに約30秒触れるだけで心電図を測定できる。