Snapdragon 8s Gen 4の搭載、背面のLEDストラップを廃止……など、これまで情報を小出ししてきたNothing Phone (3)。ついに正式に発表された。英国では7月4日13時(現地時間)から予約開始。価格は799ポンドから(約15万8000円)。日本でのリリース情報はまだ明らかになっていない。
背面の右上に丸型のドットディスプレーを搭載
さまざまな演出でユーザーを楽しませてくれそう
そのNothing Phone (3)の最大の目玉は背面のドットディスプレーとなるだろう。背面全体の演出はこれまでと同じく「Glyph Interface」と呼ばれているが、その中でも丸型のサブ画面は「Glyph Matrix」という名称。テキストやアニメーションで次々と演出を展開し、表現力という意味では、従来のLEDストラップを大きく上回るのは間違いない。
右側中央にある丸い部分はタップと長押しが可能なボタンで、Glyph Matrixを操作したり、簡単なゲームを楽しめるようになっている。
デザインでは背面のクリアパネルは継続して採用され、直線・曲線、円形などを巧みに配しているのはNothing Phone (3)でも同じ。フラグシップ機らしいプレミアム素材もアピールポイントで、指紋が目立ちにくいアルミフレームがプレミアム感と耐久性を共存させているとする。また、ついにIP68の本格的な防水防塵にも対応した。
主なスペックとしては、6.67型有機EL(1260×2800、120Hz対応)、Snapdragon 8s Gen 4、12/16GBメモリー、256/512GBストレージ、50メガ(1/1.3型、OIS)+50メガ望遠(ペリスコープ型、光学3倍、OIS)+50メガ(超広角)カメラ(イン50メガ)、5150mAhバッテリー(65W充電対応)、Qi対応(最大15W対応)、画面内指紋センサー、Android 15(Nothing OS 3.5)など。
外観は大きく変わりつつも、先進性はそのまま受け継がれたNothing Phone (3)。グローバル版でも国内キャリアの主要バンドをサポートしており、日本での発売は当然期待したくなるが、まずは正式発表を待ちたい。
| 「Nothing Phone (3)」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 6.67型有機EL 120Hz対応 |
| 画面解像度 | 1260×2800 |
| サイズ | 75.59×160.60×8.99mm |
| 重量 | 218g |
| CPU | Snapdragon 8s Gen 4 |
| 内蔵メモリー | 12/16GB |
| 内蔵ストレージ | 256/512GB |
| 外部ストレージ | ―― |
| OS | Android 15(Nothing OS 3.5) |
| 対応バンド | 5G NR:n1/2/3/5/7/8/12 /20/25/28/30/38/40/41 /48/66/71/77/78 4G LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17 /18/19/20/25/26/28 /30/66/71/34/38/39 /40/41/42/48 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
| 無線LAN | Wi-Fi 7 |
| カメラ画素数 | 5000万画素 +5000万画素(超広角) +5000万画素(光学3倍、望遠) イン:5000万画素 |
| バッテリー容量 | 5150mAh(65W対応) |
| Qi | ○ |
| 防水/防塵 | ○/○(IP68) |
| 生体認証 | ○(画面内指紋) |
| SIM形状 | nanoSIM+eSIM |
| USB端子 | Type-C |
| カラバリ | White、Black |


























