ついに登場のNothing Phone (3) ドット絵のサブ画面が楽しそう!

文●オカモト/ASCII

2025年07月02日 03時55分

 Snapdragon 8s Gen 4の搭載、背面のLEDストラップを廃止……など、これまで情報を小出ししてきたNothing Phone (3)。ついに正式に発表された。英国では7月4日13時(現地時間)から予約開始。価格は799ポンドから(約15万8000円)。日本でのリリース情報はまだ明らかになっていない。

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Nothing Phone (3)が正式発表。日本展開はもちろんあるよね!?

背面の右上に丸型のドットディスプレーを搭載
さまざまな演出でユーザーを楽しませてくれそう

 そのNothing Phone (3)の最大の目玉は背面のドットディスプレーとなるだろう。背面全体の演出はこれまでと同じく「Glyph Interface」と呼ばれているが、その中でも丸型のサブ画面は「Glyph Matrix」という名称。テキストやアニメーションで次々と演出を展開し、表現力という意味では、従来のLEDストラップを大きく上回るのは間違いない。

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簡単なゲームや通知の表示など、さまざまな演出例がNothingのサイトで見ることができる

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こちらがその一部

 右側中央にある丸い部分はタップと長押しが可能なボタンで、Glyph Matrixを操作したり、簡単なゲームを楽しめるようになっている。

 デザインでは背面のクリアパネルは継続して採用され、直線・曲線、円形などを巧みに配しているのはNothing Phone (3)でも同じ。フラグシップ機らしいプレミアム素材もアピールポイントで、指紋が目立ちにくいアルミフレームがプレミアム感と耐久性を共存させているとする。また、ついにIP68の本格的な防水防塵にも対応した。

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トランスルーセントな背面パネルに直線・曲線を巧みに生かしたデザインは継承

 主なスペックとしては、6.67型有機EL(1260×2800、120Hz対応)、Snapdragon 8s Gen 4、12/16GBメモリー、256/512GBストレージ、50メガ(1/1.3型、OIS)+50メガ望遠(ペリスコープ型、光学3倍、OIS)+50メガ(超広角)カメラ(イン50メガ)、5150mAhバッテリー(65W充電対応)、Qi対応(最大15W対応)、画面内指紋センサー、Android 15(Nothing OS 3.5)など。

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カメラは3眼構成でメインは1/1.3型と大型センサーを採用。またペリスコープ型の望遠レンズもある

 外観は大きく変わりつつも、先進性はそのまま受け継がれたNothing Phone (3)。グローバル版でも国内キャリアの主要バンドをサポートしており、日本での発売は当然期待したくなるが、まずは正式発表を待ちたい。

「nubia Z70S Ultra」の主なスペック
ディスプレー 6.67型有機EL 120Hz対応
画面解像度 1260×2800
サイズ 75.59×160.60×8.99mm
重量 218g
CPU Snapdragon 8s Gen 4
内蔵メモリー 12/16GB
内蔵ストレージ 256/512GB
外部ストレージ ――
OS Android 15(Nothing OS 3.5)
対応バンド 5G NR:n1/2/3/5/7/8/12
/20/25/28/30/38/40/41
/48/66/71/77/78
4G LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17
/18/19/20/25/26/28
/30/66/71/34/38/39
/40/41/42/48
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
無線LAN Wi-Fi 7
カメラ画素数 5000万画素
+5000万画素(超広角)
+5000万画素(光学3倍、望遠)
イン:5000万画素
バッテリー容量 5150mAh(65W対応)
Qi
防水/防塵 ○/○(IP68)
生体認証 ○(画面内指紋)
SIM形状 nanoSIM+eSIM
USB端子 Type-C
カラバリ White、Black

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