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1インチセンサー搭載! OPPOの高性能カメラフォン「Find X8 Ultra」クイックレビュー (2/2)

文●山根康宏 編集●ASCII

2025年07月20日 12時00分

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1インチセンサーで快適な撮影体験が可能

 Find X8 Ultraのカメラの詳細は、広角(23mm)がF1.8、ソニーのLYT-900、1インチセンサーを搭載。超広角(15mm)はF2.0。3倍望遠(70mm)はF2.1で10cmのテレマクロ対応、6倍望遠(135mm)はF3.1で35cmのテレマクロ対応、さらにデジタルで最大120倍望遠撮影が可能だ。

 カメラはハッセルブラッドと提携しており、同社の「H」のロゴが4つのカメラ中央に配置される。

メインカメラは1インチセンサー、望遠はどちらもペリスコープ式

 ハッセルブラッドとの協業はカメラのモードにも現われている。ハッセルブラッドの色表現を再現する「マスターモード」や、ハッセルブラッドのXPanカメラを再現するパノラマ撮影可能なXPANモードを搭載した。また、広角カメラは標準の画角を23/28/35mmから切り替えられるなど、よりカメラを意識した設計になっている。

ハッセルブラッドとの協業を意識したカメラモードも搭載

 側面のクイックボタンは本体を横向きにしたときに動作する。ボタンというよりもタッチセンサーといった感触であり、ボタンを強めにタッチすることでカメラが起動する。

クイックボタンの説明

 クイックボタンはダブルタップでカメラ起動、タップでシャッター、指先を左右にスライドさせると倍率の変更が可能だ。また、ギャラリー使用時にも写真送りができる。感圧式センサーということもあり、指先で軽く触れるだけで動作する。

クイックボタンで倍率変更もできる

 以下は作例だ。画角の差の比較として見てほしい。各カメラ5000万画素だが通常撮影では1200万画素となり、5000万画素で撮影するときはモードの切り替えが必要となる。デジタル最大倍率は120倍だが、被写体が無機物ならスマートフォンの画面サイズで見るぶんには悪くない絵が撮れる。

0.6倍(13mm)

1倍(23mm)

3倍(70mm)

6倍(135mm)

デジタル30倍(668mm)

デジタル120倍(2668mm)

 今回は簡単にしか操作していないが、Find X8 Ultraのネット上での評判を見ると、色づくりがよりナチュラルになり、また暗所での撮影もかなり強くなっているとのこと。

 中国メーカーのカメラ強化スマートフォンの中でも、シャオミやvivoに負けないだけの性能をFind X8 Ultraは持っているようだ。

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