1インチセンサーで快適な撮影体験が可能
Find X8 Ultraのカメラの詳細は、広角(23mm)がF1.8、ソニーのLYT-900、1インチセンサーを搭載。超広角(15mm)はF2.0。3倍望遠(70mm)はF2.1で10cmのテレマクロ対応、6倍望遠(135mm)はF3.1で35cmのテレマクロ対応、さらにデジタルで最大120倍望遠撮影が可能だ。
カメラはハッセルブラッドと提携しており、同社の「H」のロゴが4つのカメラ中央に配置される。
ハッセルブラッドとの協業はカメラのモードにも現われている。ハッセルブラッドの色表現を再現する「マスターモード」や、ハッセルブラッドのXPanカメラを再現するパノラマ撮影可能なXPANモードを搭載した。また、広角カメラは標準の画角を23/28/35mmから切り替えられるなど、よりカメラを意識した設計になっている。
側面のクイックボタンは本体を横向きにしたときに動作する。ボタンというよりもタッチセンサーといった感触であり、ボタンを強めにタッチすることでカメラが起動する。
クイックボタンはダブルタップでカメラ起動、タップでシャッター、指先を左右にスライドさせると倍率の変更が可能だ。また、ギャラリー使用時にも写真送りができる。感圧式センサーということもあり、指先で軽く触れるだけで動作する。
以下は作例だ。画角の差の比較として見てほしい。各カメラ5000万画素だが通常撮影では1200万画素となり、5000万画素で撮影するときはモードの切り替えが必要となる。デジタル最大倍率は120倍だが、被写体が無機物ならスマートフォンの画面サイズで見るぶんには悪くない絵が撮れる。
今回は簡単にしか操作していないが、Find X8 Ultraのネット上での評判を見ると、色づくりがよりナチュラルになり、また暗所での撮影もかなり強くなっているとのこと。
中国メーカーのカメラ強化スマートフォンの中でも、シャオミやvivoに負けないだけの性能をFind X8 Ultraは持っているようだ。