このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー

「AQUOS Wish5」は3万円台でこんなに多機能でいいの? ってくらい使い勝手が良くて驚き! カラバリもイイ (2/3)

文●中山 智 編集●ASCII

2025年07月27日 12時00分

本体もディスプレーも大きいので画面は見やすい
さらに本体を洗えるので常に清潔に保てる

 本体サイズは約76×166×8.8mm。重さは約187gで、男性でも片手で操作するのにはちょっと大きいかなという印象。ただしIPX5/IPX8/IPX9の防水・防塵に対応し、さらにMIL-STD-810H準拠に関しても、耐衝撃(落下)など全18項目をクリアしているタフネス性がこのAQUOS wish5のポイント。ケースを付けずに乱雑に扱っても問題ないので、ケースなしで運用する人には、そこまでサイズを気にしなくて済む。

AQUOS

片手操作は厳しいが、グリップはしやすいサイズ感

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重量は実測で約186.6g(SIM・microSDカードなし)

 また、本体側面及び背面は、ざらっとした触り心地が良く、指紋の付きにくいマット仕上げ。これがグリップしやすさにもつながっている。ちなみにアルコール除菌やハンドソープでの丸洗いにも対応しているので、やはりケースを付けずに使用するのが良さそうだ。

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背面のマット素材は触った感触が◎

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ハンドソープで丸洗いできるので、管理次第で清潔を保てる

 本体右側面に電源と音量ボタンを配置しており、電源ボタンは指紋認証センサーと一体となったタイプ。本体左側面にあるSIMトレーは、SIMピンを使わずに取り出せる用になっており、nanoSIMとmicroSDカードがそれぞれ1枚ずつセット可能。また本体底面にはType-C(USB2.0 High Speed)、本体上部には3.5mmのイヤホンジャックがある。

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本体右側面

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本体左側面

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本体上部

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本体底面

 本体スピーカーはモノラル仕様なので、映画や音楽などは当然ながらステレオ感はない。ただしモノラルはセリフなどの声は聞きやすく、また本体共鳴などもあまり感じないため、スッキリとした音といった印象。オーディオテスターアプリで1000Hzの正弦波を最大ボリュームで鳴らして、15cm離れたところの音量は約85dbだった。

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1000Hzの正弦波を最大ボリュームで鳴らして、15cm離れたところの音量は約81dbだった

 モバイル通信の対応バンドは、5Gがn1/3/7/28/38/40/41/77/78/79で、ミリ波は非対応。LTEはB1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/28/38/39/40/41。5Gのn79も含め、国内で使用されているバンドにはほぼ対応している。

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SIMトレーはピンを使わずに取り出せるタイプ

 Wi-FiはWi-Fi 5までで、Wi-Fi 7が普及し始めていることを考えると残念ではあるが、価格との兼ね合いから割り切りが必要なポイントだ。

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