ASCII Power Review

2億画素カメラを搭載しながら極薄化も実現した2つ折りスマホの完成形「Galaxy Z Fold7」実機レビュー

文●写真 ジャイアン鈴木 + 編集● ASCII PowerReview軍団

2025年07月26日 09時00分

「AnTuTu Benchmark V10」の総合スコアは1925653、CPUは485024、GPUは696790、MEMは409935、UXは333904

「Geekbench 6」のMulti-Core Scoreは8795、Single-Core Scoreは2376

「3DMark」のWild Life Extremeは5794

「Geekbench AI」のSingle Precision Scoreは471、Half Precision Scoreは448、Quantized Scoreは936

 石野純也氏が計測(https://ascii.jp/elem/000/004/230/4230515/)したFold6の「AnTuTu Benchmark V10」の総合スコアは1773024。つまり、Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載するFold6に対して、Snapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載するFold7は、約109%相当のスコアを発揮したことになる。同じくSnapdragon 8 Eliteを搭載するゲーミングスマホには及ばないが、前モデルより順当にパフォーマンスを向上している。

極限の薄型・軽量化を果たし
折りたたみスマホとして新次元に到達

 

 「Samsung Galaxy Z Fold7」は、日本国内向け折りたたみスマホ史上最薄・最軽量となるオープン時4.2mm、クローズ時8.9mm、215gという薄型軽量ボディーを実現した。

 しかも、メインディスプレーは8インチ、サブディスプレーは6.5インチへと大型化しつつ、Snapdragon 8 Elite for Galaxy搭載で前モデル比約9%の性能向上を達成。リアのメインカメラは200MP、インカメラも10MPへと高画素化した。

 Sペン非対応というトレードオフはあるが、極限の薄型・軽量化を果たし、主要スペックが強化されており、折りたたみスマホとして新次元に到達した製品である。

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