石野純也氏が計測(https://ascii.jp/elem/000/004/230/4230515/)したFold6の「AnTuTu Benchmark V10」の総合スコアは1773024。つまり、Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載するFold6に対して、Snapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載するFold7は、約109%相当のスコアを発揮したことになる。同じくSnapdragon 8 Eliteを搭載するゲーミングスマホには及ばないが、前モデルより順当にパフォーマンスを向上している。
極限の薄型・軽量化を果たし
折りたたみスマホとして新次元に到達
「Samsung Galaxy Z Fold7」は、日本国内向け折りたたみスマホ史上最薄・最軽量となるオープン時4.2mm、クローズ時8.9mm、215gという薄型軽量ボディーを実現した。
しかも、メインディスプレーは8インチ、サブディスプレーは6.5インチへと大型化しつつ、Snapdragon 8 Elite for Galaxy搭載で前モデル比約9%の性能向上を達成。リアのメインカメラは200MP、インカメラも10MPへと高画素化した。
Sペン非対応というトレードオフはあるが、極限の薄型・軽量化を果たし、主要スペックが強化されており、折りたたみスマホとして新次元に到達した製品である。