ここでは、Amazfit Balance 2を実際に使用して感じたメリットと、気になる点についてご紹介します。
Amazfit Balance 2を使う3つのメリット
ポイント1:充実したヘルスケア&スポーツ機能 ゴルフナビにも対応
Amazfit Balance 2は、24時間の心拍数・ストレス・血中酸素の測定はもちろん、睡眠やワークアウトの詳細なトラッキングも網羅。特にヘルスケア機能が非常に充実しており、自分の体調管理をいつでもスマートにできます。
さらに、昨今のスマートウォッチでは流行になりつつあるゴルフナビ機能も加わりました。現在地やグリーンまでの距離を表示するなど、専用のゴルフウォッチに近い機能を追加コスト無しで利用できるわけです。ジョギングやウォーキングから、本格的にスポーツに取り組む人まで便利に使えます。
ポイント2:バッテリーがとにかく長持ちで最大21日間動作
「1日1回充電」がスマートウォッチの常識と思っている人もまだまだ多いですが、最近ではそれよりずっと長いバッテリー駆動時間を実現した製品も多くなりました。しかし、Amazfit Balance 2は特に長い! 標準的な利用方法で最大21日間、ハードな利用シーンで10日間、常時表示オンでも1週間、GPS連続駆動でも最大33時間という驚異的なバッテリー性能を誇ります。「常に着ける」が基本のスマートウォッチでこの時間は強みを発揮します。
この性能なら、「充電は週末にすればOK」という使い方ができますし、1週間程度までの旅行であれば、充電用のケーブルを荷物に入れる必要もありません。
ポイント3:GPS精度も高く、ルート記録や登山に強み
Amazfit Balance 2はみちびき(QZSS)を含む6衛星とデュアルバンドの測位システムに対応しており、ビルの谷間や山間部でも確実な位置精度が期待できます。特にランニングやウォーキング、サイクリングといった用途でのルート記録に強みを発揮します。
また、Amazfitのスマートウォッチは登山関連の機能にも定評あり。等高線マップを含む、各種マップをオフラインで表示可能で、YAMAPやヤマレコといった人気サービスからGTXファイルをダウンロードして読み込ませることで、予定のルートを辿っているかを確認できます。
購入時に注意すべき側面
ポイント1:ブランド力で選ぶなら、やや後手に回るか
Amazfit Balance 2は確かに高性能ですが、アップルやファーウェイ、シャオミといったメーカーと比べたとき、あえて本機を選ぶ決め手が少々弱い印象があります(登山などの特定の機能に特化した場合もガーミンやスントといった強いブランドがあります)。
価格帯でもライバル(特にファーウェイやシャオミ)と比べた場合に明らかに安価とは言いがたい部分があります。知名度やブランド力に重きを置く方にとっては、やや選びにくい存在かもしれません。
ポイント2:ベルトの質感は好みが分かれる
標準で2色(ブラック、ラバ)のシリコンバンドが付属しているのはうれしい点ですが、スポーツ時の着用には適していると感じるものの、日常的な利用を前提にするならば、やや安っぽさを感じてしまったのも確かです。
機能性や快適さに問題はありませんが、見た目や外観を重視する方はベルトの交換を考えてもいいかもしれません。標準的な22mm幅のクイックリリースタイプなので、ある程度汎用性があると考えられます。