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外付け望遠レンズ対応! 最強級カメラスマホ「vivo X200 Ultra」を試す (3/3)

文●山根康宏 編集●ASCII

2025年08月16日 12時00分

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5400mm望遠の威力はとにかくスゴい!

 それでは実際の作例を見てみよう。今回は望遠レンズ性能との比較を中心に行なうため、夜景撮影などはナシ。まずは、X200 Ultraのカメラを使った撮影だ。倍率表示はすべて23mm換算でしている。

14mm(0.4倍)

35mm(1.5倍)

85mm(3.7倍)

 ここから先は、望遠レンズとの比較もしてみた。まずはX200 Ultra単体でのデジタル10倍、230mm撮影だ。

230mm(10倍)

 こちらはX200 Ultraに望遠レンズを取り付けて200mmで撮影。X200 Ultraの85mm(3.7倍)レンズに望遠レンズを取り付けて、そのまま撮影したものだ。X200 Ultra単体230mmよりも明るく写っている。

200mm(望遠レンズ)

 望遠レンズの400mmでも、ディテールはあまり崩れていない。

400mm(望遠レンズ)

 続いて、X200 Ultra単体で最大倍率、2412mm(約100倍)での撮影だ。これがX200 Ultraの最大倍率となる。AI補正で高倍率でも十分な表現ができている。

2412mm(約100倍)

 一方、望遠レンズでは5400mmでここまで撮ることができる。こちらもAI補正が十分に効いている。

5400mm(望遠レンズ)

 5400mmでは、看板の小さな文字も十分鮮明に表現してくれるので、実用性は十分ある。

5400mm(望遠レンズ)

【まとめ】スマホカメラの限界を超えたスマホ

 X200 Ultraは基本的なカメラ性能は十分高く、フォトグラファーキットを使うことでデジタルカメラ代わりにも十分使える製品だと感じられた。望遠レンズは市販されている安価なレンズとは比較にならないくらい性能が高い。

 もちろん高性能カメラの高倍率望遠レンズ代わりにはならないものの、SNSにアップする程度の写真なら十分撮れる。野鳥や鉄道撮影など、シーンによっては十分な仕上がりだ。日本ではこのカメラを体験できないのが残念でならない。

ここまで思い切ったカメラフォンはなかなかない

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