最初に対応する自動音声は気になる
ただ、気になったのが、最初に対応する自動音声だ。
自分が初めて電話をするような相手に発信してみたら、謎の自動音声が再生され「名前と要件を録音してください。発信先が応答できるか確認します」と言われたら、速攻で、通話を切ってしまいそうだ。携帯電話の場合、固定電話と違って、必ず本人が出ることが多いので、いきなり自動音声に対応されると「間違い電話しちゃったかな」と不安にさせられる。
iOS 26の通話スクリーニング機能を我先に導入すると、本当に電話したいとかけてきた人に対して、面食らわせるようなことになってしまいそうだ。「初めての携帯電話番号にかけると、自動音声で対応されることがあるので、ちゃんと名前と用件を伝えよう」というのを世間が認知する期間が必要かもしれない。
キャリアが提供する留守番電話サービスは自分の声を吹き込むことができた。電話をかけると、相手の声が本人なので「あ、いま電話に出られないのか。留守電を引き込むか」という流れになっていた。
iOSでも自分の声で対応できるようになると「ビックリして切られる」なんて事も減りそうだ。