【山好きに最強のau】au Starlink Directで、圏外の山奥でもGoogleマップやYAMAP/ヤマレコが使えるように

文●オカモト/ASCII

2025年08月28日 11時40分

 KDDIは28日、Starlink衛星とスマートフォンを直接通信する「au Starlink Direct」において、対応アプリでのデータ通信サービスを開始。すでに対応していたSMSやGeminiでのやり取りに加え、XやGoogleマップ、YAMAPなどのアプリが利用可能になる。対応端末は当初Pixel 10シリーズやGalaxy Z Fold7/Flip7で、順次拡大予定。

KDDI

au Starlink Direct+対応アプリで直接データ通信が可能に

KDDI

接続数はすでに190万人を突破したとのこと

 まず、圏外エリアで利用できるアプリは以下の19。おなじみの「Googleマップ」やSNSの「X」に加えて、気象情報が確認できる「ウェザーニュース」、登山時の地図ダウンロードや家族と位置情報を共有できる「YAMAP」などが含まれている。特にスマホが圏外になる機会が多い登山時の安全なども大幅に増していることがわかる。

KDDI

対応アプリは以上

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まずはPixel 10シリーズで利用可能に

KDDI

特に登山時の安心は大幅上昇。これからは山好きのサブ回線にマスト!?

 対応アプリは今後さらに順次拡大予定。au Starlink Directでは、低高度のStarlink衛星の特性上、通信できる時間とできない時間が発生する、帯域が限定的で動画を快適にやりとりするのは難しいなどの特徴を持つため、アプリ側にも独自の対応が必要となる。そこでKDDIでは、アプリ開発者向けのサポートサイトを開設予定とのこと。将来的には技術仕様もオープンにすることで、対応アプリを誰でも開発できるようになることを予定している。

KDDI

アプリ開発者向けに情報を提供する

 9月1日からは、UQ mobile/povo/他社回線利用者が、サブ回線としてau Starlink Directを利用できる専用プラン(月1650円)を3ヵ月無料で利用できるキャンペーンも実施する。

KDDI

au Starlink Directを単独で利用できるプランを強化。3ヵ月無料に加え、プラン内に含まれる1GBが5Gでも利用できるようになった


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