からあげクンもギガももらえる!
フェスを存分に楽しめる施策
auは通信強化に加えて、フェスをより楽しむための多様なコンテンツやサービスを提供しています。今年の目玉はなんといってもauとローソンの連結ブースです。昨年までは、隣同士だけどそれぞれ独立したブースでしたが、今年は一体化しました。
ローソンには大行列ができていましたが、au PAY/Pontaパス会員向けローソン専用レジを設置し、会員であれば大行列に並ばずに優先的に商品を購入できました。リアルなFast Laneというわけです。これはSweet Love Showerでのみ提供される特別な取り組みです。
auブースではau PAY最大20%OFFクーポンやチャージサービスを提供、Google Pixelと連携し、AIを活用した写真編集マジック機能で、撮影した写真を加工し、その写真をもらえる「AIフォトスポット」、最新のPixel 10の展示、スマートフォンの充電切れを解消する充電スポット、ポンタのキャラクターを活用したシューティングゲームやポンポン体験ゲームといったサービスやコンテンツが用意されています。
シューティングゲームは空から屋外にいるポンタに電波を当てるというもの。屋内にいるポンタだと0点です。ゲームを通じてStarlink DirectやPontaパスといったauのサービス内容理解と興味喚起を促す内容になっていました。
ローソンとの取り組みでは、ゲームの特典として、ローソンブースで利用できる唐揚げクンの無料クーポンや200円割引クーポンを配布や、povo Data Oasisとして通常はローソン店舗で提供されるpovoのデータチャージサービスを、会場のローソンブースでも利用可能にしています。さらにauブースでpovoに新規登録すると、3日間100GBが無料といったキャンペーンもありました。
また、筆者が2023年に行ったサマーソニックではauブースにWi-Fiスポットがありましたが、今回は屋外かつ移動基地局を出しているため、設置を見送ったそうです。ですが、参加アーティストやスタッフの楽屋にはStarlinkを使ったWi-Fiを用意したとのこと。ネット回線を安定して使えるため、業務の利便性が向上したと言います。
イベントでの取り組みの成果と今後の展望
auのこれらの取り組みは、フェス参加者からの「繋がらない」という不満の声を減少させることに繋がっています。特に先日開催されたコミックマーケットでは、DB-MMUの導入により、混雑時間帯の不便が解消され、ネガティブな意見が激減したと評価されています。
auはSweet Love Showerが若年層に人気のイベントであることから、同社の通信品質の良さを知ってもらう重要な機会と捉え、毎年このイベントで積極的に活動しています。今後は、5Gユーザーの増加とau 5G Fast Laneサービスの普及に伴い、DB-MMUを主力としていく方針を示しており、より快適な通信環境の提供を目指していくとしています。
最近のフェスの現場ではオンラインでの決済、チケット表示、SNS投稿といった通信需要が高まっており、auの対策はこうしたニーズに応える重要な役割を担っています。