
世間は「iPhone 17」シリーズの噂でもちきりですが、新しくやってくるものもあれば、去るものもあるわけで。
アップルは8月31日、「MacBook Air(11インチ、Early 2015)」を含む3機種を「オブソリート製品」のリストに追加しました。
オブソリート製品(obsolete、廃止)とは、アップルが販売店への供給を停止した日から7年以上が経過した製品のこと。公式によるハード修理サービスはなく、保証外修理も非対応となります。つまり、修理の受付そのものが終了しているということになります。
なお、販売店への供給を停止した日から5年以上7年未満の製品に関しては、アップルでは「ビンテージ製品」と呼んでいます。こちらはApple StoreとApple正規サービスプロバイダで、部品の在庫が残っていれば修理が可能です。
今回オブソリート製品に指定されたのは「MacBook Air(11インチ、Early 2015)」「MacBook Pro(13インチ、2017、Thunderbolt 3ポート4基仕様)」「MacBook Pro(15インチ、2017)」の3機種。
ただ、Macノートブックについては、「バッテリーの修理に限り」その製品が販売店に最後に供給された日から最長10年間まで期間が延長される場合があります。もっとも、部品の在庫状況にもよるので、その点は注意は必要です。
また同日、iPhone 8 Plus(64GBモデル、256GBモデル)もビンテージ製品に追加されています(iPhone 8は5月にビンテージ製品に追加)。

iPhone 8 Plus
先日、9月10日2時(日本時間)に「Apple Event」が開催されることが発表されました。そのイベントにおいては、「iPhone 17」が登場すると噂されています。
iPhone 17情報まとめはこちらを参照!
iPhone 17をみんなが待ちかねているこのタイミングで、オブソリート製品となったモデルたち。とくにMacBook Air(11インチ、Early 2015)はMacBook Airの11インチモデルの最終型であり(その路線は「12インチMacBook」に引き継がれました)、愛用していた方も多いのではないでしょうか。
かくいう筆者も、MacBook Air(11インチ、Early 2015)を一時期サブ機として利用しており、愛着のあるノートPCの一つです。もうずいぶん使っていませんが、「そういえば、外によく持ち出したなあ……」と懐かしくなりました。
なお、オブソリート製品やビンテージ製品に関しては、アップル公式にリストが掲載されているので、そこから確認できます。