ハイエンド級のCPUを搭載して、AAA級のスマホゲームも快適に動作しつつ、5万円台という異次元のコスパなPOCO F7。快適なゲームプレイを前提に、安価なスマホを探しているなら確実に選択肢に入るでしょう。
POCO F7を使う3つのメリット
ポイント1:Antutu 200万点強の性能に12GBメモリー、120Hz対応の有機ELなどのスペックで5万円台
POCO F7は、最新のCPUであるSnapdragon 8s Gen 4を搭載。シャオミはAntutu 10のスコアで200万点超という点をアピールしています。この点数は1世代前(2024年発売)のハイエンド機に搭載されていた「Snapdragon 8 Gen 3」でようやく超えられる数字なので、ほぼ文句なしの性能であることが理解いただけるでしょう。
さらにメインメモリーも12GBとこちらもハイエンド級。複数アプリの同時起動や重量級ゲームも余裕でこなします。
しかも、ディスプレーは6.83型(2772×1280ドット)の有機EL、リフレッシュレートは120Hz駆動で、大きくてなめらかな映像が楽しめます。それでいて5万4980円、それより安く販売されることもあるという本機は、まさに“異次元のコスパ”と呼ぶにふさわしい存在です。
ポイント2:6500mAhバッテリーに冷却システム、さらに防水防塵にも対応するオールマイティさ
ハイスペックなのはCPUやディスプレーだけではありません。バッテリーは6500mAhという大容量で、しかも90Wの高速充電に対応しているので、バッテリー切れへの不安感がありません。
さらに、POCO独自の冷却システムを搭載しており、ゲームの連続プレイなどの負荷が高いシーンでも安定した動作が見込めます。IP68の防水・防塵にも対応しているため、急な雨や水回りでも安心です。
ポイント3:ド派手なデザインも魅力! サイバーシルバーエディションは特に必見
外観も個性派と言えます。特に「サイバーシルバーエディション」は一部が透明になっており、そのメカメカしさがガジェットマニアにはたまらないでしょう。ガラス背面やメタルフレームを取り入れた特徴的なデザインは、スマホでも個性を主張したい人にピッタリです。
購入時に注意すべき側面
ポイント1:FeliCa(おサイフケータイ)は非対応なのは残念
海外モデルをほぼそのまま日本に導入することで、高いコスパを実現しているため、日本で広く使われている「FeliCa(おサイフケータイ)」には非対応です。ただし、NFCはサポートしているため、Google Pay対応クレカを持っていれば、クレカのタッチ決済を使える可能性はあります。このあたりは割り切りが必要です。
ポイント2:カメラもほどほどの性能
メインカメラは5000万画素でOIS(光学式手ブレ補正)を搭載。800万画素の超広角カメラとの組み合わせです。ただし、肝心のメインカメラのセンサーサイズは1/2型。ここはミドルクラス相当、もしくはその中でもやや控えめな性能と言えます。
もっとも最新のシャオミ端末らしく、AIを駆使した画像処理や多彩な撮影モードが盛り込まれており、日常使いやSNS投稿を前提にするなら不満なく使えます。ただし、カメラにこだわるユーザーなら、シャオミなら「Xiaomi」ブランド、もしくは他社のハイエンドモデルを視野に入れるべきでしょう。