アップルは9日(現地時間)、「AirPods Pro3」と「Apple Watch Series11/SE3/Ultra3」を発表した。
翻訳機能をと搭載したAirPods Pro3
まずはAir Pods Pro3から紹介された。昨年はは聴覚障害者のための機能を入れたが、今年はアクティブノイズキャンセリングが格段に向上。前モデル比で約2倍、初代と比べると4倍になった。
Apple Intelligenceを利用した翻訳機能も搭載され、違う言語の人に話しかけられると、ANCで相手の声を下げて翻訳した音声を再生してくれる。各言語独特のフレーズの意味も翻訳してくれて、翻訳の読み上げも可能。
さらに10万時間以上をかけて、さまざまな耳の形を調査し、フィット感を改良。サイズの違うイヤーチップが5つ付属する。また、IP57相当の防水防塵も備える。
また心拍数センサーを搭載、最大50種類のワークアウトに対応。心拍数と歩数やカロリー消費も記録できる。
バッテリー駆動時間はANC使用時が6→8時間に伸びた。ANCオフでは1回の充電で10時間使えるようになっている。価格は249ドルで発売は9月19日から。
Apple Watch Series11/SE3/Ultra3
次に発表されたのは、Apple Watch Series11とApple Watch SE3、そしてApple Watch Ultra3だ。
Apple Watch Series11は、耐久性が2倍になり、5Gモデムを搭載。さらに心拍センサーを使って高血圧を検知する。また睡眠スコア機能も追加され、アプリを使って長期的に調べられる。150ヵ国で展開予定だ。
バッテリーは24時間持つようになった。価格は399ドル。
Apple Watch SE3は249ドルと価格を抑えたモデル。チップセットにS10を搭載し、前モデル比2倍の急速充電と、18時間駆動のバッテリーを搭載する。さらに睡眠時無呼吸症候群の検知も可能で、スピーカーを搭載したことで、Apple Watch SE3単体で音楽を聴ける
フラッグシップモデルのApple Watch Ultra3は最大で42時間稼働になった大容量バッテリーと5G搭載が特徴。また、衛星通信機能で電波の届かないところでも通信可能。メッセージや探すが使える。アンテナ再設計で1287kmの衛星と通信できるようになったので、トレイルランなどでも安心。
急速充電と高血圧検知にも対応する。価格は799ドル。
いずれも発売日は9月19日。そのほかの詳細は追ってお伝えする。