
華々しく登場したiPhone 17シリーズ、そして「iPhone Air」。予約開始は9月12日(金)21時からということで、どのモデルを買うか、色をどうするかなど、悩んでいる人も多いはず。

色選びも迷っちゃうんですよね〜。実物を見てから決めたい、という人もいるでしょう
筆者が個人的に“狙い目”だと思っているのは、ずばり、「iPhone 17」です。
理由は価格にあります。Apple Storeで256GBが12万9800円、512GBが16万4800円。一方、前モデルの「iPhone 16」は、128GBが1万円値下げして11万4800円。iPhone 16の256GBと512GBは販売終了となっています。
確かに、それぞれのもっとも“安価なモデル”で比べれば、iPhone 17は12万9800円で、iPhone 16が11万4800円。iPhone 16のほうが1万5000円安いじゃないか、と思うかもしれません。
しかし! iPhone 17の最安モデルは「256GB」なことを忘れてはいけません(128GBのモデルがないのですね)。参考までに、販売終了となったiPhone 16の256GBモデルは「13万9800円」でした。

さまざまな面で前モデルより進化しているiPhone 17
iPhone 16とiPhone 17の差を見ていきましょう。画面でいえば、iPhone 16は6.1型有機ELなのに対し、iPhone 17は6.3型有機EL。さらに、リフレッシュレートが最大120Hz対応、画面の状況に合わせて1~120Hzに可変駆動することで消費電力も抑えるProMotionテクノロジーを採用。明るさも最大3000ニトになりました。
また、画面の保護コーティングに「Ceramic Shield 2」を採用し、前モデルと比較して3倍の耐擦傷性能を実現しているそう。

カメラだって進化していますよ
カメラの違いも見逃せません。メインが4800万画素で、その中心部を使った光学2倍/1200万画素の望遠撮影ができるのはiPhone 16と同様です。しかし、超広角カメラは画素数は1200万画素から4800万画素にアップしました。マクロ撮影でも強みを発揮しそうです。
フロントカメラは、iPhoneでは初となる1800万画素の正方形のカメラセンサーを採用。スマホを縦持ちにしたままでも、縦画面/横画面のどちらでも撮影できます。ビデオ通話ではメインの被写体を常にセンターに配置するといった機能もあるんですって。

処理速度もアップ
もちろん、CPUも進化! 最新鋭の第3世代3nmプロセスで製造された「A19」を搭載しています。たとえばGPUでは、iPhone 16に搭載された前世代の「A18」と比べて20%、iPhone 13の「A15 Bionic」からはおよそ2倍も性能が向上しているのです。
省電力性能もアップしていることで、ビデオ再生ではiPhone 16から8時間長い最大30時間に対応。充電速度も最大40W対応となり、20分で最大50%充電が可能になったそう。
iPhone 16(128GB)が値下げしたとはいえ、iPhone 17は最安モデルでもストレージが256GBになって、性能もグッと上がり、Apple Storeで12万9800円。iPhone 16より“実質”安いのでは……と言ったら極端かもしれませんが、iPhone 17は(iPhoneシリーズの中では)かなりお買い得感のある端末ではないかと思っています!