発売されたばかりのiPhone 17/Airでは、5Gネットワークに接続した場合でも、特に高速な通信が可能な際に「5G+」と表示するサービスに対応している。
5Gネットワークには「本物の5G」と「なんちゃって5G」が存在
その区別がユーザーにもつくように
5Gネットワークには、元々は4Gで用いられていた周波数を転用することで、繋がりやすさでは強みがあるものの通信速度では4Gと大差がない、いわゆる“なんちゃって5G”と呼ばれるものと、5G専用に割り当てられた広帯域の周波数(サブ6/ミリ波)を用いることで通信速度で勝る“本物の5G”との2種類がある。
iPhone 17/Airではこの区別に対応し、前者での通信時は「5G」、後者では「5G+」と表示されるようになったわけだ。
もっとも「なんちゃって5G」についても、「本物の5G」と組み合わせてエリアを構築することで、5Gのエリアを単に面的に広げるだけでなく、より繋がりやすくする(4Gに切り替わることを減らす)ことが可能で、結果的にユーザーの快適度がアップするというメリットもある。
なお、「5G+」表示自体は、今年の4月から一部のAndroid端末で対応が開始されている。