iPhone Air:「薄い」を付加価値と見るかどうか
では、新たに登場したiPhone Airはどうでしょうか。
「AirはProほど高価ではなく、スタンダードモデルとの価格差は3万円です。ただ『薄い』という付加価値に3万円を出費するかどうか、購入の稟議が通るかどうかは、企業によると思います」と大木氏。
ただし「法人向けのiPhoneは、大きく変わった次の世代で台数が出る傾向にあるので、iPhone Airも、本当に大きな支持を受けるのは次の世代かもしれませんね」とも語ります。
iPhone Airを選ぶメリット:史上最薄のiPhone。その薄さはなんと5.6mm。スッキリとした外観。
結論:付加価値にお金を出せるかどうか
大木氏にうかがった法人向けのiPhone選びを整理してみると、iPhone 17は多くの企業におすすめで、洗練された成熟モデルとして安心して購入できるモデルということになるでしょう。
iPhone 17 Proは、優れたカメラ性能や1TBストレージなどに魅力を感じ、追加出費してもいいと思うなら選ぶ価値があり、iPhone Airは「薄い」といった付加価値に魅力を感じるかどうかで判断すればよい、ということになりそうです。
どのiPhoneが人気を集めていくのか、気になりますね。ちなみに大木氏は、自身のプライベート端末としては新しいものを試したい気持ちが勝ち、iPhone Airを選んだそうです。