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今年のiPhone 17(標準モデル)は本気で勧められる逸品。その理由をお教えします (2/4)

文●スピーディー末岡/岡本/ASCII 編集●ASCII

2025年11月03日 17時00分

iPhone 17を使う3つのメリット

ポイント(1)ProMotion搭載でスクロールがProモデルと同じ滑らかさに

 iPhone 17の特筆すべき進化は、「ProMotion」テクノロジーの搭載です。「ProMotion」は従来はProモデルのみに搭載されており、このことを理由に(Proモデルの充実したカメラなどはそこまで必要としていないのに)Proモデルを選ぶという人も多かったくらいの技術です。

 ProMotionでは、ディスプレイのリフレッシュレート(画面の1秒間の書き換え頻度)が、従来の60Hz(1秒あたり60回)から最大120Hz(同120回)になっています。これにより、SNSのアプリなどで画面を大きく上下にスクロールさせるような使い方をしたときに、書き換えの頻度が多い分、画面の動きがより滑らかに表示されるわけです。

 このProMotionがついに標準モデルのiPhone 17に採用されたことで、高価なProモデルを選ばずとも快適な操作感を享受できるようになりました。このため、今年のiPhone 17は“買い”というわけです。

YouTubeでアップル「iPhone 17」のレビュー動画を見る

ポイント(2)画面サイズが6.1型→6.3型へと大型化&額縁が細くなった

 iPhone 17のディスプレイはiPhone 16の6.1型から6.3型にサイズアップしました。とは言っても、本体の縦横はiPhone 16とほぼ同じです(厚みは0.15mm増えました)。

 ではどうやって、画面サイズを大きくしたかと言えば、額縁部分が細くなったことで実現されています。これはiPhone 15 Pro→iPhone 16 Proの進化時と同じです。それだけでなく、常時表示(Always-On Display)にも対応。画面を点灯せずに時間や通知を確認できるなど利便性が増しています。

 ProMotionテクノロジーの搭載とともに、このディスプレイの進化は映像の美しさや情報の見やすさにこだわるユーザーにとって、見逃せない魅力でしょう。

ポイント(3)256GBモデルでもiPhone 16の128GBモデルから5000円アップのみ

 iPhone 17の最小ストレージは256GBからとなり、iPhone 16の128GBから倍増しました。では価格が高くなっているのかと言えば、5000円のアップに抑えられており、コスパがアップしました(実質的な値下げとも言える!?)。写真や動画、アプリをたくさん保存するユーザーにとって大きなメリットです。

 加えて、本体の重量は引き続き177gと比較的軽量で、長時間手に持っていても疲れにくく設計されています。最近は200g以上のスマホが多いので、この数字は際立っています。

購入時に注意するべき側面

ポイント(1)カメラが2つ 望遠カメラがない

 カメラの数でiPhoneユーザー間のヒエラルキーが決まる!?……というのは冗談にしても、標準モデルのiPhone 17のカメラは引き続き2つで、望遠レンズは搭載されていません。遠くの被写体を大きく撮りたい人や写真撮影にこだわるユーザーは、物足りなさを感じるかもしれません。標準レンズの仕様(センサーサイズ)もProモデルの方が上です。カメラにこだわるなら、高価になり、本体も重くなりますが、引き続きProモデルを選択すべきでしょう。

ポイント(2)見た目はiPhone 16とほぼ同じ、カラバリも地味目!?

 iPhone 17の外観は基本的にiPhone 16と変わらず、カラバリも淡い色系でやや地味な感じがあります。そのため、見た目の新鮮さや個性を求める人には物足りないと感じる人もいるかもしれません。

 とはいえ、シンプルで洗練されたデザインは、どんなシーンにもマッチし、長く使いやすいという利点もあります。派手さを求める人は、アクセサリーやケースで個性をプラスしてみるのはどうでしょうか。

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