NothingはすでにSNSで予告していたエントリーモデル「Nothing Phone (3a) Lite」を海外で正式発表した。イギリスでの価格は249ポンド(約5万円)。日本向けアカウント(@NothingJapan)では「日本での展開については追ってお知らせします」としており、国内リリースもほぼ確実と言える。
Nothing Phone (3a) Liteでは、ガラスによる透明な背面はそのまま継承しつつ、よりシンプルなスタイルに。LEDストラップでの演出も、本体右下部の1つのLEDの点滅による「Glyph Light」への変更と、こちらもシンプルなものになっている。
主なスペックを見ていくと、120Hz対応の6.77型有機EL(1084×2392)、SoCはCMF Phone 2 Proと同じ「MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G」、メモリーは8GB、ストレージは128GBまたは256GB(microSD対応)。
カメラは3眼で、メインは1/1.57型の5000万画素で手ぶれ補正は電子式のみ、800万画素の超広角、200万画素のマクロと組み合わされる。バッテリーは5000mAh(33W充電対応)、画面内指紋センサー、IP54の防滴・防塵、Android 15ベースのNothing OS 3.5など。ネットワーク面では、海外版でも国内主要バンドをサポート(ドコモ5Gの4.5GHz帯は非対応)し、日本向けのみeSIM対応とされている。カラバリはブラックとホワイトの2色。
エントリーモデルとするほどにはスペックは低くなく、カメラの性能もまずまず(OIS非対応は残念だが)。日本での正式発表に期待したい。

























