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OPPOスマホ「R11s」は買いなのか ファーウェイ「HUAWEI Mate 10 Pro」と比較レビュー (2/5)

文●中山 智 編集●ASCII編集部

2018年02月28日 17時30分

HUAWEI Mate 10 Pro 対 OPPO R11s
スマホ4番勝負!

第1試合 どっちがキレイ? 有機EL対決

 どちらも有機ELパネルを採用しており甲乙つけがたい。ディスプレーサイズもほぼ同じで解像度も同じなため非常に高精細。ウェブサイトの文字などもドット感はなく滑らかな表示だ。ただし最大輝度にしたときにR11sのほうが明るくコントラストも高い。そのため明るい屋外でも観やすい。また、視野角でもMate 10 Proのほうが若干狭めな印象。カメラなどでいろいろなアングルからのぞき込むときに重宝しそう。

 ただしMate 10 Proには色温度の調整機能や、カラーモードの切り替え機能を装備。よりリアルな色合いで表示するように設定を変更できるので、写真をスマートフォン以外にプリントしたりするユーザーにはピッタリだ。見やすさはR11sだが、選択肢の豊富さでMate 10 Proの勝ち。

最大輝度にした場合、R11sのほうが若干明るい印象

視野角もR11sのほうが広く、横からのぞき込んだときに変色しにくい

Mate 10 Proには色温度を調整する機能がある

R11sは輝度調整のみで、色温度の調節はできない

第2試合 UIや機能のオリジナリティー対決!

 ディスプレーサイズはほぼ同じで、全体的なサイズも似ているため片手で持ったときのディスプレーの操作感も似ている。ただし、縦長なぶん画面下部からコントロールセンターを呼び出せるR11sのほうが操作しやすい。

 アプリを一覧表示させる「ドロワー」がないタイプのUIはどちらも同じ。ナビゲーションバーのカスタマイズができるのも同様だが、ボタンの並びパターンはMate 10 Proのほうが多い。また、R11sはナビゲーションバーを非表示にして、ジェスチャー操作に切り替えることもできる。

 指紋認証センサーはどちらも背面にあり、男性なら片手で持ったときにスッとタッチできる位置にある。R11sは顔認証もあってロック解除はしやすい。この勝負、軍配はディスプレーをフルに活用できるR11sに挙げたい。

Mate 10 Proはナビゲーションバーの選択数が多い

R11sはナビゲーションバーを2種類から選べる

Mate 10 Proは丸いボタンを画面上に配置してナビゲーションメニューとして使える

R11sは画面下部からスワイプしてアプリの起動履歴などが表示可能

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