どちらもAI搭載! カメラが優れているのはどっち?
アウトカメラだが、Mate 10 Proは2000万画素のモノクロセンサーのおかげで若干暗めに写っても、それは黒くつぶれているのではなく、しっかりと明るさに階調がある。また、色も濃い仕上がりの印象。逆にR11sは明るく仕上げようとする傾向にあり、色合いも見たままに近い仕上がりだった。
デュアルレンズを活かしたボケ効果はどちらのカメラも秀逸で、ポートレートモードなら人物だけ、ブツ撮りなどではピントを合わせた部分以外を自然にボカしてくれる。ただし、Mate 10 Proはワイドアパーチャ機能があり、撮影したあとでピント位置を変えられるというアドバンテージがある。
ポートレートやセルフィーも、ビューティーモードなどに早くから取り組んでいる両社だけに、自然な仕上がりになる。特に、R11sは男性のヒゲなども検知して自然な仕上がりになるのがイイ。また、R11sはインカメラも2000万画素と高解像なので、セルフィーの撮影機会が多いユーザーにはピッタリ。
アウトカメラならMate 10 Proの圧勝、インカメラはどちらも優秀だが、R11sが鼻の差で勝利といったところ。
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