●驚きの高性能 アプリによってはMacより快適
Macの性能も最新チップによって高まっていますが、iPad Proはそれを凌駕する快適性を備える可能性が高そうです。
A12X Bionicチップは、以前のiPad Proの2倍の処理性能を誇り、MacBook Pro 13インチモデルに迫る性能になりつつあります。しかもグラフィックスはディスクリートGPUを備えるモデルにも匹敵するとアップルは胸を張ります。
そうした性能をシングルタスクでフル回転させれば、作業によってはより高いパフォーマンスを発揮する可能性が出てくるというものです。
数日間試している中、Adobe Lightroom CCによる写真編集、Premiere Rush CCによる4Kビデオ編集については、もうMacBook ProではなくiPad Proだけですませたいと思えるほど快適な編集をすることができました。
モバイル主体で作業環境を構築する場合、iPad Proだけで文書作成からクリエイティブ作業まで終わらせてしまうようなワークフローも、十分イメージできます。
あるいは、同じく10月30日に発表された新型のMacBook Airでドキュメントを中心とした作業をして、それ以外の高度な作業をiPad Proにまかせるという組み合わせもあり得るかもしれません。
そういうアイデアが浮かぶほど、iPad Proの性能に対するコストパフォーマンスは非常に高いといえます。