松村太郎の「ケータイが語る、ミクロな魅力」

全天候型の防水ケータイ「W62CA」 (5/5)

文●松村太郎/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

2008年08月07日 13時00分

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都市の中でエコを語る資料として


 最近では地球温暖化やCO2抑制の問題などがメディアで語られていて、日本のリーダーシップが評価されない残念な状況もある。さらには山間部での自然保護を題材に語ることもある。

 しかしこれらを見ていると、どれも大切なのは分かるが、個人的には違和感があるというか、実感がわいてこないのだ。

 気象を相手にしていると、都市の中でも自然現象が密接に関わっていて、とても人間に関係なく動いていることが分かる。それならば、可視化ツールを使って周囲の環境を理解したほうが、実感を持って環境対策を行なえないだろうか。G’zOneはそんな環境を把握しながら生活するケータイとして、とても頼もしい存在であるし、ケータイが人間や人間が住む環境に役立つひとつの手段を見せてくれているように感じる。多少の無茶には付き合ってくれることだし。


筆者紹介──松村太郎


ジャーナル・コラムニスト、クリエイティブ・プランナー、DJ。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ライフスタイルとパーソナルメディア(ウェブ/モバイル)の関係性について探求している。近著に「できるポケット+ iPhoto & iMovieで写真と動画を見る・遊ぶ・共有する本 iLife'08対応」(インプレスジャパン刊)。自身のブログはTAROSITE.NET



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