カメラのプレミアムおまかせオートが強化!!
アウトカメラは2070万画素、インカメラは210万画素。いずれも最近のスマホの中ではトップクラスの画素数である。ドコモ夏モデル発表会でもプッシュされていたが、プレミアムおまかせオートのアルゴリズムの強化が注目点だ。以前のモデルではご飯写真が苦手だったが、普通のご飯写真をカメラ任せで撮影できるようになった。その点以外は、変わらず堅実な仕様で、いままで通り気楽に撮影できるアウトカメラとカメラアプリだ。
カメラの基本画面。上部にメニューがあり、下部にシャッターといった構成。定番となっている三分割ラインの表示などの機能はない
Mモード時、ISOは50~800間で設定可能。プレミアムおまかせオート時は撮影したファイルのExifを見るに、最大3200まで拡張されるようだ
Mモードの設定はISOのほか、測光も用意されている。デフォルトは「平均」
解像度やHDRのオンオフなども行なえる
SCNも用意されている
モードにはプレミアムおまかせオートのほか、ARエフェクトやクリエイティブエフェクトもある。またここに対応するアプリを追加することも可能だ
Exifで見るとレンズはF2になっており、ある程度の距離から撮影すると被写界深度でボケが生じる
70cmほど先の花を撮影したもの。一部、丸ボケが生じているため、それっぽい雰囲気になりやすい
プレミアムおまかせオート時のデフォルトは16:9になっている。シーンの判別は「逆光」で写りとしてはとても安定している
人物も顔を検出し、人物に適した設定で撮影してくれる
薄暗い時間帯になると、ISOが上がりややノイズが増えてくるがスマホカメラとしては上々といえる
さて、ご飯写真。揚げ物についてはおおむね良好
Mモードで同じように撮ってみたもの。ホワイトバランスの調整のみ留めているような印象だが、露出補正も微妙に行われている模様
お味噌汁の発色もなかなかいい
白熱灯下では、プレミアムおまかせオートよりも、Mモードで撮影したほうが安定する
インカメラの画質は、至って普通。そのため特筆すべき点はないのだが、色の飽和は起きにくいため、盛る場合は要アプリ
クリエイティブエフェクトは明るさ調整からレトロ調エフェクトまでを備えている。それぞれプレビューが表示されるため、イメージがわかりやすい。またビデオ録画にも対応する
クリエイティブエフェクトの一部項目は設定が可能になっており、シャッターボタン近くにスライダーや切替スイッチが表示される