●少し凝った仕様
iOS 14の子画面機能もiPadと同様、動画を再生している時にホーム画面に戻ったり、アプリスイッチャーで別のアプリを開くと、再生している動画が子画面として残る仕組みです。
基本的には四隅のいずれかに寄せて表示され、サイズは縦長でも横長でも、ディスプレーの短辺の幅が最大サイズとなります。縦長の状態で子画面を最大にすると、画面の上1/4が動画表示になります。
※註:映像部分を黒く加工しています(以下同)
子画面には再生コントロールの他、子画面の中止や全画面表示に戻るボタンが用意されています。また、子画面を左右のどちらかにスワイプすると画面の外にしまうことができ、画面の端に表示される「<」もしくは「>」をタップすると再び画面内に戻すことができます。その間も再生は継続され、音だけで楽しむことも可能です。
基本的には、iPadOSで実現していた子画面機能(PnP、ピクチャーインピクチャーなどとも)と同じ仕様となっており、たとえばYouTubeなどバックグラウンドでの再生ができない動画アプリの子画面表示はできません。