Windows情報局ななふぉ出張所

高コスパスマホのOPPO、攻めの姿勢でファーウェイに迫る (3/3)

文●山口健太 編集● ASCII

2020年07月23日 09時00分

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■変化する市場環境も追い風に

 OPPOにとって、市場環境も大きな追い風になっています。国内SIMフリー市場のトップを独走してきたファーウェイは、GMS非搭載などの影響で2019年後半からシェアが下落傾向にあります。

 ファーウェイは従来モデルの販売が好調で首位を守っているものの、その間にもOPPOはシェアを拡大し、シャープとともにトップ3に入っています。

国内SIMフリーでOPPOはトップ3に。ファーウェイに迫りつつある

 OPPOの発表会にはKDDIやソフトバンク、楽天モバイルの幹部がコメントを寄せ、グーグルのAndroid部門との強い関係もアピールしました。テレビCMにはタレントの指原莉乃さん、木梨憲武さんを起用するなど、国内でのさらなる知名度向上を図っています。

イメージキャラクターは昨年に続き指原莉乃さん、新たに木梨憲武さんも加わった

 新製品としてWear OS搭載のスマートウォッチ「OPPO Watch」、完全ワイヤレスイヤホンの「OPPO Enco」を投入しましたが、これもファーウェイ製品にぶつけた形になります。OPPOにとって、いまこそ攻めるタイミングといえるでしょう。

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