OPPOの初スマートバンド「OPPO Band Style」はアリ? 使って感じた◯と△ (2/5)

文●井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

2021年05月06日 09時00分

Playストアから「HeyTap Health」アプリをインストール(左)。画面指示に従って初期設定を進めよう(右)

ペアリングは「HeyTap Health」アプリを使う

 OPPO Band Styleの初期設定には、「HeyTap Health」アプリを使用する。同アプリは、Android 6.0以上、iOS 12.0以上に対応しているが、iPhoneとペアリングした場合、一部使えない機能が出てくる。

 同アプリをスマートフォンにインストールして起動したら、あとは画面に表示される指示通りに操作していこう。最初に、HeyTap Health用のアカウントでログインが求められるので、初めて利用する場合には、「新規ユーザー登録」から操作を進めよう。

 ログイン後、性別や生年月日、身長体重などを入力したら、連携するデバイスで「OPPO Band」を選択。デバイス上に表示されているペアリング画面で認証を行う。その後、通知の許可や利き手の選択などをすれば、初期設定は完了する。

外観デザインは良いが、一部ローカライズが甘い部分も

 先述したように、OPPO Band Styleでは2種類のストラップを使い分けられる。1つは細いメタルフレームに本体を固定するスタイルストラップ、もう1つは運動時に使いやすいブラックのスポーツストラップだ。

 特に、前者は外観がスタイリッシュで、アクセサリー感覚の軽い付け心地で装着できるのが好印象だった。重箱の隅を突けば、満員電車などでフレームに何かが引っかかると危なそうだな、と感じる部分はある。しかし、鋭いエッジなどはないので、睡眠時なども含め特に問題なく使えるとは思った。なお、こちらのバンドのカラーは、購入時に「ブラック」「バニラ」の2色から選択できる。

メタルバックルを採用したスタイルストラップ

運動時などに付け替えられるスポーツストラップ

 一方、ソフトウェアの文字表示については、一部和訳が間違っている部分が残っていた。例えば、ウォッチ側の表示で「Free Training」だと思われるワークアウトが「無料トレーニング」となっているなどが、多少気になった。将来的にアップデートで修正されることはあるだろうが、市場に新参した製品ということもあって、詰めの甘さを感じた。(編集部注:4月28日以降に配信されたOPPO Band Style本体のアップデートA.00_0164にて、日本語の表記は改善されたとのこと)

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