電話用スマホとの併用も面白い
iPad miniの用途として、動画や電子書籍といったコンテンツの消費だけでなく、スプレッドシートやApple Pencilを使って「仕事をする気になれる」最小の画面サイズという見方もできます。
ビジネス用途では、アップル純正のカバー型キーボードが発表されなかったため、Bluetooth接続のMagic Keyboardなど外部キーボードを使うことになります。サードパーティ製品の充実も期待したいところです。
細かな点ですが、iPadOS 15では地球儀のキー(ない場合はfnキー)との組み合わせによるショートカットキーが新たに追加され、画面の切り替えやマルチタスク作業が改善されています。
全体的に見てiPhone 13 Pro Maxの魅力は「1台で何でもできる」ことです。バッテリーも大幅に強化されており、iPad miniの動画再生は以前と同じ10時間程度ですが、iPhone 13 Pro Maxは12時間再生しても半分近くバッテリーが残っていました。
一方、iPad miniは仕事をこなせるポテンシャルがあります。iOSのメインデバイスとしてiPad miniを持ち歩き、電話用にiPhone SEや小型のAndroidスマホを併用するという使い方はなかなか面白いのではないでしょうか。