Windows情報局ななふぉ出張所

メガネをかけると大画面? 「Nreal Air」を試した (3/3)

文●山口健太

2022年05月12日 16時00分

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メガネ型モバイルディスプレーとしても

 専用アプリには、スマホの画面をミラー表示するモードも用意されています。また、USB Type-CでDisplayPort出力に対応したPCに接続すれば、外部ディスプレーとしても機能します。

 13インチ画面のMacBook Airにつなげてみると、それより2回りほど大きな画面が目の前に広がりました。画面解像度は1920×1080ドットで、いわゆるRetina表示ではありませんが、文字の輪郭がやや汚いと感じるくらいには細部まで見えます。

MacBook Airにつなげてみた様子。どのように見えているか、Photoshopでイメージを再現した

サングラスで背景を暗くしているため、画面の後ろは透けて見える

 周囲の明るさにもよりますが、画面の背景はわずかに透けて見えます。そこでNreal Airに同梱の「ライトシールド」を装着すると、背景が真っ黒になるので画面は見やすくなります。その代わり、画面外の視界も遮られます。

ライトシールドを装着した様子。サングラスではなく完全に真っ黒になる

ライトシールドによる見え方を再現。画質は上がるが、視界も限られてしまう

 この状態では「0DoF」となり、画面はメガネと連動して動きます。人間の頭の揺れにあわせて画面も揺れるので、文書作成のように画面を凝視する作業をすると気分が悪くなるかもしれません。

 なるべく頭を動かさないように、たとえばヘッドレストに後頭部をしっかり付けて動画を見るといった用途であれば、それなりに実用的という印象です。

 いろいろと課題はあるものの、スマホやノートPCの画面サイズの限界を超えるデバイスとしては、大きな可能性を感じます。機会があればぜひ試してみることをおすすめします。

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