Apple Payは使いません
ここからはアプリ系の設定と確認に入ります。Apple Watchを支払いに使う場合はApple Payの設定をします。
ここでクレカなどの登録をしておくと、買い物をしたときや改札を通るときにApple Watchをリーダーにかざして支払いができます。Apple Watchさえあればよくなるのは大きなメリットなんですけど、落としたら……とか、故障したら……とかを考えるとなんか怖いんですよね。全滅になっちゃいますから。
どんなものでもそうなんですけど機能は分散してて欲しい派なので、「あとでApple Watch Appでセットアップ」をタップして設定をパスします。
おじさんには嬉しい転倒検出機能
Apple Watchのサイドボタンを長押しすると電源オフのスライダーが表示されますが、その下に緊急SOSというスライダーがあって、iPhoneに接続されていると緊急通報が可能です。iPhoneと同じですね。
また、Apple Watchは転倒を検知できるようになっていて、ひどい転倒や転落をしたときに自動的に緊急通報をしてくれます。その際に現在地を知らせるために位置情報を使うので、その旨の説明がこの画面に書かれています。
ハデに転んだ場合、「ひどく転倒されたようです」というメッセージが表示され、Apple Watchは1分間の待ち状態になります。この時、緊急SOSのスライダーが表示されるので緊急通報もできますし、身体に問題がなければ画面を閉じたり「大丈夫です」をタップしたりすれば通常状態に戻ります。
画面操作をせず移動もしないでいると、1分後に30秒間のカウントダウンがスタート。Apple Watchは着用者が気を失っている、あるいは動けない状態になっていると判断し、手首を叩きながら警告音で周囲に知らせます。
カウントダウンが終わっても何の反応もない場合は、自動的に119番に電話をかけ、転倒検知の音声メッセージが流れるとともに現在位置を通報してくれます。さらに、メディカルIDを設定して緊急連絡先を追加しておくと、緊急通報を行なったというメッセージと位置情報が緊急連絡先宛に送信されるそうです。
ヒザを痛めて杖をついて歩いていた経験があるワタシにはなかなかありがたい機能です。緊急連絡先とか、ちゃんと登録しておこう。