iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク

【活用提案】「iCloud」「AirDrop」「ファイル転送」など、iPadに動画を取り込む手軽な方法とは (3/4)

文●岩渕 茂 編集●ASCII

2022年11月28日 14時00分

⑤USBケーブルを使って取り込む

 ここまで説明してきた方法は、すべて無線転送なので、速度は遅めになる。少しでも速く取り込みたいなら、USBケーブルを使うのがおすすめ。iPhoneとiPad(USB-C端子搭載モデル)を接続する場合は「USB-C to Lightiningケーブル」を使う。最近のiPhoneは、このケーブルが同梱されているので、それを使えば問題ない。

iPadとiPhoneをケーブルで接続するには、データ転送用の「USB-C to Lightiningケーブル」が必要。最近のiPhoneなら付属のケーブルがそのまま利用できる。

iPadとiPhoneを接続すると、iPhone側に「このコンピュータを信頼しますか?」のメッセージが表示されるので、「信頼」をタップ。これでファイルを転送できるようになる。

 Androidスマホでは、多くの場合、USB-C端子を搭載しているので、「USB-C to USB-Cケーブル」で接続すれば動画を転送できる。なお、転送するには、Androidスマホ側で転送モードを「ファイル転送」にしておくこと。

Androidスマホの場合、ほとんどのモデルでUSB-C端子を搭載している。そのため、iPad(USB-C端子搭載モデル)とは、一般的なデータ転送用のUSB-C to USB-Cケーブルで接続できる。

USBケーブルで接続したら、通知に表示された「ファイル転送モード」をタップし、「ファイル転送」を選択する。なお、使っている端末によって画面や操作は異なる(画面はAndroid 13)。

 USBケーブルで接続した場合は、「写真」アプリを使って動画を取り込む。サイドバーの「デバイス」で接続している端末名を開き、取り込みたい動画を選択して読み込めばいい。

「写真」アプリを開き、サイドバーの「デバイス」で端末名をタップ。取り込む写真や動画を選択して「読み込む」をタップする。

⑥USBメモリーを使って取り込む

 USBケーブルよりも高速にデータを転送したい場合は、USBメモリーを使う方法もある。USBメモリーは、本体の内蔵ストレージ容量が逼迫したときのデータ退避にも使えるので、一つ持っておくと便利だ。

 iPhoneの場合、LightningとUSB-Cの両方に対応したUSBメモリーが必要で、USBメモリーを扱うための専用アプリも必須だ。USBメモリーによって、利用するアプリが異なるので、必要なアプリをインストールして使おう。

iPhoneでUSBメモリーを使う場合、写真のようなLightningとUSB-Cの両方に対応したUSBメモリーが必要となる。

iPhoneでファイル管理をするには、製品それぞれで専用アプリが必要となる。動画のコピーなどの操作方法はアプリによって異なる。

 Androidスマホの場合は、一般的なUSB-C対応のUSBメモリーを使えばいい。なお、Google純正のファイル管理アプリ「Files by Google」は、USBメモリーを正しく認識できないバグがあるため、「Files」などのアプリを利用しよう。

★アプリ情報★
「Files」
入手先:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.marc.files
作者:Marc apps & software
価格:無料

画面は「Files」を使った場合の例。USB-C対応のUSBメモリーを接続すると、写真のように認識されるので、保存されている動画をUSBメモリーにコピーすればいい。

 iPadでは、USBメモリーは「写真」アプリから開くことができないため、「ファイル」アプリを使ってiPad本体にデータを保存する。

iPadにUSBメモリーを接続したら、「ファイル」アプリのサイドバーでUSBメモリー名を選び、「選択」をタップ。一覧から取り込むファイルを選択する。

「共有」をタップしたら、「○本のビデオを保存」をタップ。選択したファイルがiPadに保存される。

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