
参考写真 Lennon Kong | Unsplash
アップルが日本時間9月10日に発表するとみられているiPhone 17 Proシリーズは、メモリ(RAM)容量が増加する可能性がある。調査会社TrendForceのアナリストが9月4日のレポートで伝えた。
同レポートによると、アップルはiPhone 17とiPhone 17 Airに新しいA19チップを搭載し、iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxにはより高性能なA19 Proチップを搭載する予定だという。
そのうえでRAM容量については、iPhone 17 Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxの3モデルが12GBに増量される見込みだ。これらのモデルのストレージ容量は256GBからになるという。一方でiPhone 17の通常モデルのメモリはこれまで通り8GBのままになるとのこと。
これまで一部の報道ではiPhone 17の4モデルすべてに12GBのRAMが搭載されると伝えられていたが、今回のレポートはそれとは異なる内容となっている。なお、現行のiPhone 16シリーズは4モデルすべてが8GBのRAMを搭載している。
理論的には12GBのRAMへの移行により新型iPhoneはゲームやアプリをよりスムーズに実行できるようになり、Apple Intelligenceやその他のAI機能を使用する際のパフォーマンスも向上する可能性がある。
なお、iPhone 17とiPhone 17 Airが同じA19チップを使用するにもかかわらず、アップルがiPhone 17を8GBのRAMに制限し、iPhone 17 Airには50%多いメモリを搭載する理由については不明だ。同レポートによると、アップルはiPhone 17 Airをサムスンの超薄型デバイスGalaxy S25 Edgeに対抗させることを示唆しているという。