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iPad Proに真っ向対抗できるのはコレだけ! 文句なしのウルトラハイエンドAndroidタブ「Galaxy Tab S11 Ultra」 (2/4)

文●スピーディー末岡/岡本/ASCII 編集●ASCII

2025年10月12日 17時00分

 クリエイティブ用途だけでなく学習や仕事、エンタメからビジネスまで、全方位に対応できるタブレット、「Galaxy Tab S11 Ultra」のスゴい部分と購入時に注意すべきポイントを詳しく紹介します

Galaxy Tab S11 Ultraを使う3つのメリット

ポイント(1)大迫力の14.6型有機ELと5mm強の極薄ボディー

 Galaxy Tab S11 Ultraは、14.6型という大画面と有機ELの美しさを併せ持つのが大きな魅力です。従来のタブレットの画面では味わえなかったスケール感があり、ゲームも動画も圧倒的迫力で楽しめます。有機ELならではのコントラストの高さと鮮やかな発色は、普段のエンタメを一段階引き上げてくれるでしょう。

 さらに厚みはわずか5.1mmと、最近発売されたiPhone Airの5.6mmよりも薄く設計されています。持ったときの軽快さや鞄への収まりの良さは大画面機にもかかわらず抜群で、「大きくても扱いやすい」ことを実感できる1台です。

Antutuベンチマークでは約270万点という数字が出ました。これならどんなゲームでも安心です。スマホゲームを最高の性能&環境で楽しみたい人にも適したタブレットです

デジタル著作権管理システムにおいて、セキュリティーレベルはもちろん最高のL1なので、Prime VideoやNetflixの映像を高画質で表示できます

ポイント(2)さらに進化したSペンとGalaxy AIの組み合わせ

 Galaxy Tabシリーズの代名詞ともいえるSペンも、Galaxy Tab S11 Ultraでさらに進化しています。低遅延かつ高精度のペン入力により、書き心地は非常に良くなっています。メモを取る際の違和感がなく、学習やビジネスシーンにおいても直感的に活用できます。ペンのデザインも鉛筆のように六角形になりました。

 さらに特徴的なのは「Galaxy AI」との連携です。ラフスケッチから完成度の高いイラストを生成したり、文章整理をサポートしてくれるなど、アイデアを広げてくれる機能が満載。お絵かきを趣味で楽しむ人から、イラスト制作に本格的に取り組む人まで幅広く対応してくれます。こんな多機能なSペンなのに、ライバルとちがって別途購入する必要はなく、付属品なのです。

ポイント(3)Samsung DeXで実現するPCライクな操作性と生産性

 Galaxy Tab S11 Ultraの強みのひとつが「Samsung DeX」機能です。アプリをマルチウィンドウで起動し、ノートPCのような操作環境を実現できます。大画面をフルに活かし、Wordで資料を書きながらブラウザーで調べ物をし、横にメールを並べるといった使い方も快適。

 さらに外部ディスプレーやキーボードと組み合わせれば、ほぼPCと同等の作業環境が整います。タブレットに最適化されたアプリも増えてきていますし、「仕事も遊びも両立できる」汎用性の高さは、大画面とソフトウェアの工夫が見事に融合した結果と言えます。

購入時に注意するべき側面

ポイント(1)価格もウルトラ級の19万3600円~

 Galaxy Tab S11 Ultraの大きなハードルはその価格です。256GBモデルで19万3600円という金額は、ハイエンドノートPCやiPad Pro上位モデルと同等。気軽に購入できる価格帯ではありません。なお、512GBが21万2960円、最上位の16GB/1TBモデルは26万1470円です。

 しかし、タブレットとノートPCを兼ねて使える1台と考えると、投資に見合う価値はあると見ることもできるかもしれません。ライトユーザーにはややオーバースペックですが、高性能を本気で使いこなすユーザーにとっては価格に見合うだけの完成度を誇ります。ちなみにライバルとして挙げたiPad Proは、13インチモデルが21万8800円~、Apple Pencil Proは別売りで2万1800円、1TB以上で選べるNano-textureガラスモデルは33万8800円~と、さらにずっと高価です。念のため。

ポイント(2)純正キーボードカバーは別売り

 DeXを活用するならキーボード環境が欲しくなりますが、現時点ではGalaxy Tab S11 Ultra専用の純正キーボードカバーは「Galaxy Tab S11 Ultra Book Cover Keyboard Slim」(2万1000円)のみ。

 もちろん市販のBluetoothキーボードを組み合わせれば代替可能で、自分好みの打鍵感を選べるというメリットもありますが、持ち運びや見た目の一体感を重視する方にとってはやや不便に感じられるかもしれません。

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