アップル初の折りたたみ式iPhoneの発売が2027年に延期される可能性がある。韓国メディアThe Elecが日本のみずほ証券のリサーチノートを引用するかたちで10月17日に報じた。
みずほ証券のレポートによると、発売が延期される可能性がある理由は、アップルがヒンジなどの主要なデザイン要素の決定に時間をかけているためだという。
これにより同レポートでは、折りたたみ式iPhone用ディスプレーパネルの生産予測が1300万台から900万台に引き下げられたと伝えている。2026年の発売はまだ可能だとされているが、予定どおり進んだ場合でも、発売初年度の生産台数は500万から700万台にとどまると予測している。
また、みずほ証券はアップルがiPhone 18の発売を2027年春に延期し、iPhone 18e(仮称)と同時に発売する可能性があるとも報告している。
さらに将来の話として、アップルはiPhone 19シリーズ向けに新しい技術を開発しているようだ。iPhone発売20周年にあたるため、同モデルを特別なモデルとして位置づける可能性があるという。
このほかアップルは第2世代の折りたたみ式iPhoneは価格を引き下げる予定で、第2世代は初代の発売が延期されなければ2027年秋に登場する見込みだ
こうした情報にくわえて、18.9インチの折りたたみ式MacBookを2028から2029年ごろに発売する計画もあり、サプライチェーンでは開発作業を再開する動きがあることも指摘している。