OPPOが10月28日に海外で発表したスマートフォン「Find X9」シリーズは高性能なカメラに高度なAI機能を搭載し、さらにアップル製品との連携も強化したOSを搭載するフラッグシップクラスの製品だ。
日本での発売も期待される同製品を、スペイン・バルセロナで開催された発表会会場で触ってきたのでレポートしよう。
2億画素望遠カメラ搭載のFind X9 Pro
OPPOのスマートフォンは、日本でもこれまで複数のモデルが販売されてきた。今回発表された「Find X9」と「Find X9 Pro」は最新のチップセットを搭載した高性能なスマートフォンであり、OPPOのフラッグシップシリーズのモデルである。Find Xシリーズはこの2つの製品に加え、中国では「Ultra」の名前を冠するさらに上位モデルが登場する予定だ。
Find X9、Find X9 Proは本体デザイン、新たなAI機能、高性能なディスプレー、高画質カメラ、大容量バッテリー、そしてMediaTekのハイスペックなチップセット「Dimensity 9500」の搭載など、新世代のカメラフラッグシップモデルとなるべく登場したモデル。Androidベースの自社開発OSも最新のColorOS 16を搭載している。
Find X9 Proのディスプレーサイズは6.78型で、解像度は2772×1272ドット。最大リフレッシュレートは120Hz、最大輝度は3600ニトで、最低輝度は1ニトまで落すことができる。フロントカメラはパンチホール式で、5000万画素のセンサーを搭載している。1.15mmという極薄ベゼルの採用も特徴的だ。
背面のカメラは左上の正方形の台座にまとめてある。広角が5000万画素、超広角が5000万画素、望遠は2億画素。バッテリーはシリコンカーボン系の7500mAhで、急速充電は有線が80W、無線は50Wに対応。リバース無線充電も10Wに対応している。
本体の右側面には電源と音量調節ボタンを搭載、下部側にはタッチセンサー式のシャッターボタンも搭載している。側面は角を立てた形状であり本体を握ったときもしっかりと保持される。
本体の左側にはスナップキーを搭載。前モデルでも搭載されていたボタンだが、カメラや翻訳機能などを起動するショートカット機能に加え、ColorOS 16で新たに搭載されたAI機能「AI Mind Space」の利用も可能だ。




























