このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー

AI機能も強化のOPPO「Find X9」は特大バッテリーに高画質カメラを搭載! 日本上陸が待ち遠しい! (2/4)

文●山根康宏 編集●ASCII

2025年11月03日 12時00分

強化されたスナップキーと「O+ Connect」(Mac連携アプリ)

 このスナップキーという名称は、ボタンを押すと画面のスクリーンショットを保存、長押しすると録音機能が起動し、録音された音声も同様に保存できることから付けられた名称である。保存される先はAI Mind Space内だ。スナップキーのダブルクリックでAI Mind Spaceをすぐに呼び出すことができる。

 日々気になる情報などをAI Mind Spaceに保存しておき、あとから必要な情報をAIを使い検索、そのまとめを見ることができる。パーソナルな「AI情報ハブ」と呼べる機能だ。

 たとえば「XX駅付近の美味しい中華料理店は?」とか「引っ越し先のアパートにちょうどいいサイズのソファーは?」など、あらかじめ日々保存していたスクリーンショットや音声の情報群から、必要な情報をまとめることができる。なお、グーグルのGeminiとも連携可能で、オンライン上の情報も加えた検索が可能だ。

OPPO

個人で集めるAI情報ハブとなるAI Mind Space

 ColorOS 16はAndroid 16をベースにUIや機能を強化したOSだ。新開発の「Luminous Rendering Engine」による滑らかなアニメーションと高速応答により、滑らかな画面スクロール操作などが可能である。

 また、アイコンからウィジェットやフォルダを作成するビッグフォルダ・拡張ウィジェット・カテゴリ管理といったUI操作の強化も行なわれている。Find X9シリーズ以前のモデルも2025年11月以降、順次ColorOS 16へのアップデートが提供されるという。

OPPO

最新のColorOS 16を搭載

 大きく進化した機能が、異なるOS間のファイルマネジメントや通知同期が可能な「O+ Connect」機能だ。WindowsやMacの双方向でのファイル転送・共有が可能で、OPPOのスマートフォンからPCやMacのリモート操作、最大5つのアプリ画面の表示も可能だ。マウスやキーボード操作で、PC画面内のスマートフォンアプリの操作もできる。

OPPO

Macの画面内にもFind X9シリーズの画面を最大5つ表示可能

 PC画面内に起動したアプリは画面内、スマートフォン、どちらからも操作ができる。カメラを起動すればカメラのプレビューもPC内で表示可能で、そのまま写真を撮ってすぐにファイル転送もできる。OSを超えたクロスデバイス連携機能としてかなり高度な操作も可能だ。

OPPO

MacとFind X9 Pro、両方でカメラ画面を表示

mobileASCII.jp TOPページへ

mobile ASCII

Access Rankingアクセスランキング